「医師の何気ない言葉に涙」悩み多き世代【昭和生まれ・40〜50代女性】にもっとも必要なスキルとは

 「医師の何気ない言葉に涙」悩み多き世代【昭和生まれ・40〜50代女性】にもっとも必要なスキルとは
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井上敦子
井上敦子
2021-04-06
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とにかく今は「自分に甘く」

私の周りを見渡しても、同世代の女性たちは本当によく頑張っている。自分の時間を削ってでも仕事や家事を優先したり、いい大人だからと泣きたい時にも我慢したり。昭和の負の遺産のようなデリカシーのない発言にも対応しなきゃいけない(私です!)。

それにも関わらず、ヨガクラスで見ている限り「もっと頑張らなきゃ」としてしまう人が多いことが気になります。頑張ることが美徳とされてきた世代だから、そのような傾向が強いのかも知れません。私の場合、女性ホルモンが不安定な時期(更年期)がいつまで続くのかは分からないけれど、不安定な時期はとにかく「自分に甘く」することに決めました!合格点を下げて、日々をなるべく穏やかに過ごせるように。自分を卑下することなく、どんな自分でも許していけるように。健康でキラキラしていることがヨガ講師の理想とするならば今の私は基準点以下かも知れないけれど、そんな中でも自分を大切にすることだけは伝えていけるかなあ、と。「最も悩みが多い世代」。そのど真ん中にいるのだと思えば、50歳以降の変化が楽しみだし、今の自分を許容していけるかもしれません。

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井上敦子

井上敦子

15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆等ヨガニードラの普及に努めている。



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