夜、玉ねぎを食べるだけ!みるみる痩せ体質に変わる「玉ねぎ」の食べ方|管理栄養士が解説
年間を通して手に入りやすい「玉ねぎ」は日々の食事でも食べる機会は多いのではないでしょうか?また、野菜炒めやスープなど様々な料理に使いやすい野菜です。そんな身近な玉ねぎは栄養も豊富であり、腸活に適した食材でもあります。実は腸内環境が整うことで痩せ体質に変わっていくことも期待できます。「気づけばずっとダイエットが目標になっている」「最近痩せにくい」そんな方は夜玉ねぎを取り入れてみませんか?
「玉ねぎ」の栄養と効果
玉ねぎには腸内環境を良くし、痩せ菌を増やす「フラクトオリゴ糖」が含まれています。
私たちの腸内には多数の腸内細菌が存在しています。その中には「太らせ菌」というものも存在しており、栄養素を過剰に吸収する働きがあります。この太らせ菌の割合が多いほど肥満になりやすく、痩せにくいと言われています。反対に「痩せ菌」というものも存在しており、この菌を増やすことが痩せるためには必要となります。痩せ菌は善玉菌と同様、オリゴ糖を好んで餌とするため、腸内環境を良くして痩せやすい体にする効果が期待できます。
その他にも玉ねぎの独特な辛さと匂いの原因となる「硫化アリル」は血行をよくする効果や糖質をエネルギーに変える働きをもつ「ビタミンB1」の吸収を高めて糖代謝を良くする効果が期待できます。また、玉ねぎ自体低カロリーである点においてもダイエットに適した食材と言えるでしょう。
おすすめの食べ方
生でも食べることのできる玉ねぎですが、加熱して食べることをおすすめします。玉ねぎは加熱することで甘くなり食べやすくなると共に量が減るので生よりも多く食べることができます。また、フラクトオリゴ糖は比較的熱に強く、消化酵素にも消化されずに腸まで到達して痩せ菌や善玉菌の餌となります。
玉ねぎに含まれる「硫化アリル」は熱に弱いため生で食べるのが効果的です。しかし、辛み成分によって胃腸に負担がかかる場合があり、大量に生で食べることは避ける方が良いでしょう。
そして、夜の睡眠中は腸にとってのお掃除タイムが行われます。この活動が行われることで消化液の分泌が増加して悪玉菌増加を防ぎます。そのため夜に玉ねぎを取り入れると効果的と言えるでしょう。ちなみに寝る直前の食事は良質な睡眠を妨げる恐れがあるため、なるべく睡眠の約4時間前には食事を終わらせておくと良いでしょう。
夜玉ねぎを取り入れるには
もし夕食に味噌汁やスープなど汁物を食べるのであれば、具材として玉ねぎを入れるのが最も簡単です。玉ねぎに含まれるオリゴ糖はもちろんのこと、溶けだしたビタミンやミネラルを汁ごと摂ることができます。また、温かいスープで血行も良くなります。電子レンジでも簡単にスープを作ることは出来るので、あと一品欲しい場合にもおすすめです。(ただし玉ねぎにはカリウムが多く含まれているため、腎機能に問題のある方は気をつけましょう。)
★電子レンジで玉ねぎスープ(1人分)
・玉ねぎ1/2個
・ベーコン20g
・塩麹 大さじ1/2
・水200ml
①玉ねぎを薄切りにし、ベーコンを5mm幅に切る。
②耐熱ボウルに①と塩麹、水を入れてラップをかけて電子レンジで玉ねぎが柔らかくなるまで加熱する。
③柔らかくなったら全体を軽く混ぜて出来上がり。お好みでパセリをかけても◎
最後に
玉ねぎに含まれるフラクトオリゴ糖は腸内環境を整えるのに役立ちますが、体質によっては腸内でガスが溜まりやすくなる場合もあります。体調の変化にも気を付けながら、玉ねぎを上手に取り入れていきましょう。
【参考文献】
・一生役立つ きちんとわかる栄養学 著:飯田薫子 寺本あい
・オリゴ糖の特性と生理効果 https://doi.org/10.11209/jim1987.7.1
・新しい腸の教科書 著:江田証
・バクテロイデスと免疫 https://doi.org/10.11209/jim.27.203
・食品成分データベース たまねぎ
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06153_7
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