大人の女性にNGなヨガって?「40代からのヨガ」注意すべきこと3つ

 大人の女性にNGなヨガって?「40代からのヨガ」注意すべきこと3つ
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井上敦子
井上敦子
2021-01-28

体力や基礎代謝が落ちていく40代から50代。体型の変化を感じたり、更年期などこの年代ならではの不調に悩まされることもありますよね。ヨガは体型のキープにも更年期の不調にも良いと聞くけれど…やり方を間違えると逆効果になってしまうことがあると知っていましたか?今回は、40代半ばになった私の体験も交えながら、大人の女性がヨガの練習をする際に注意したいことをお伝えしていきます。

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40歳を過ぎたら年齢に合ったヨガを

40代は女性ホルモンの分泌が減少し、更年期に近づいていく年代です。ホルモン分泌が変化することで、身体的にも精神的にも様々な変化が起こります。私も40代に入ったあたりから、身体の変化を感じるようになりました。ホルモンバランスの影響で疲れやすく体調のムラが目立つようになってしまい、今まで行っていた練習がこなせなくなってしまったのです。20代前半からヨガの練習をしている私にとって、それは受け入れたくない変化でした。『老い』を感じる瞬間だったし、ヨガを続けていくためには練習スタイルを根本的に変える必要があったからです。

その後、年齢を受け入れ身体と向き合うと決めてから、私は練習方法をゆったりとしたものに変えました。また同時に、リラックスヨガや瞑想など静的な練習を積極的に行うようにしました。すると、身体が格段にラクになったのです!それまでの不調は霧が晴れるように良くなりました。それは私にとって、目からウロコが落ちるような体験でした。

ヨガは、年齢や個性に合わせて練習方法を選ぶことで驚くような効果をもたらしてくれるものです。反対に無理をしたり年齢に合わないヨガの練習方法は、身体の不調を招いてしまう可能性があります。では、40代からのヨガでは一体何に気を付けたら良いのでしょうか?

① 身体を動かし過ぎない・エネルギーを使い過ぎない

個人差はありますが、激しく動くヨガは40代以上の人には負担になってしまう場合が多いです。身体を疲労させてしまうと、老化を加速させる原因になると考えられています。大量に汗をかいたり、息が上がるほど動いたり、身体を疲労させてしまうヨガは避けた方がよいでしょう。

ヨガにはエネルギーという考え方がありますが(プラーナといいます)、身体に流れているプラーナは有限です。そしてそのエネルギーは、一般的には年齢と共に減少していきます。エネルギーを使い過ぎてしまうと、せっかくの身体に良いはずのヨガが反対に身体を疲弊させてしまうことになりかねません。エネルギーを使い過ぎてしまった身体は、ガス欠をした車のように動かなくなるのも当然のことなのです。

40代からの練習方法でオススメなのは、『エネルギーを満たす』ようなヨガ。ゆったりとした動きで、筋肉をじっくりと使うようなヨガです。具体的には、身体にじんわりと『効いたーー!』という感覚があるところで止まってみて、一つずつのポーズを味わうようなヨガ。こうすることで日常生活に必要な筋肉は鍛えられますし、インナーマッスルといわれる内部の筋肉も使うことができます。心拍数が上がらないぶん余分なエネルギーを使わないので、疲労を防ぐことも出来るでしょう。

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