【美しい人の共通点】ミドルエイジに輝く秘訣はマインドにある? #40代のリアル
引き算が得意な人は美しい
ミドルエイジの美しい人は、あらゆる場面で引き算が得意な人が多いように思います。ファッションでも思考でも生き方でも、大切なものを残して他を引くことができる。そうした引き算ができるのは、「大切にしたいもの」がはっきり見えている証拠でもあります。
人生を重ねていくと、抱えるものがどんどんと大きくなっていくような錯覚に陥ることがありませんか?人間関係や責任といった目に見えないものから、洋服や食器といった目に見えるものまで。
私は、人生の節目において棚卸し(何が必要で何が不必要か取捨選択すること)が必要だと思っています。抱え過ぎている人はいつも余裕がなくギスギスしがちで、風通しが悪い印象を他人に与えてしまうものです。
潔く引き算ができるようになると、不思議と心身が整っていきます。クリアな心身を保てるようになると、心身の風通しがよくなり美しさが際立つものです。
決めつけから自由な人は美しい
「こうあるべき」「こうしなければならない」といった決めつけるような思考は、固くて停滞しているような雰囲気をつくってしまいます。そして何より、自分で自分をがんじがらめに縛ってしまう原因に・・・。
内面から輝つ人は、マインドが自由な人が多いものです。絶対的なものはないということを理解していて、自分に対しても人に対しても寛容です。
例えばファッションにおいても、「そろそろ年齢的に洋服の色を抑えなきゃ」とか「40歳を過ぎたからお腹出しのヨガウェアは避けなきゃ」とか、年齢的にこうあるべき!という概念に縛られてしまうことはありませんか?本来であれば好きなものを着ることが一番その人らしくあれるはずなのに、「こうあるべき」といった固定概念に囚われてしまう。そしてそういった決めつけは、歳を重ねるごとに強固になるので!、決めつけない思考を持っていたいものです。
美しさとは、誰かの決めた美しさの定義に自分を合わせるのではなく、今の自分を肯定しながら自分で作り上げるものなのかも知れません。誰かと比べずにオリジナリティのある美しさをつくっていけるのがミドルエイジなのだと考えると、この先が楽しみになってきませんか?ポジティブに諦めながら、決めつけずに軽やかに、自分の美しさを育てていけたら素敵ではないかと思うのです。
AUTHOR
井上敦子
15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆等ヨガニードラの普及に努めている。
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