蘭のフラワーエッセンスとの衝撃的な出会い(1) サイキックアタックに悩み浄化アイテムを探した顛末

 蘭のフラワーエッセンスとの衝撃的な出会い(1) サイキックアタックに悩み浄化アイテムを探した顛末
写真/野口さとこ
Saya
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2024-08-04

女性の人生の中で心身が大きく変化する”更年期”…何でも、日本女性がもっとも落ち込みやすいのは49歳だという統計もあるとか。でも、わたしは、50歳前後の複雑なはずの時期、自分の年齢をまったく気にせず、元気に過ごしてしまいました。むしろ京都に移住する前の40代半ばのほうがつらかった気がします。うまく切り抜けられたのは、京都に住んだおかげだったのかもしれない…と50代に入って数年経った今、すごく思うのです。この連載では、そんなわたしが40代、京都で見つけた「幸せの秘密」を探っていきたいと思います。

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2018年という年は、占星術では自立や変革の星・天王星がおうし座へと動き、おうし座の象徴する「農や食」とともに、「五感」の感覚がさらにひらかれ、研ぎ澄まされていく。そんなシフトのタイミングだったなと思います。

天王星、海王星、冥王星といった土星より遠い星たちは外惑星と呼ばれますが、地球から遠く、軌道が長いために、ひとつの星座に滞在する期間が長いのが特徴です。そのため、ある時代を象徴することも多いのですが、天王星のひとつの星座への滞在期間は、約7年。2025年の夏には次のふたご座へと移動するので、おうし座の天王星という時代がこれを書いている2024年の夏にはある程度、見えてきているというわけです。

時代的なものもあれば、ひとりひとりにとっての「おうし座天王星」が何だったのかもまた同時にわかってきているの2024年なわけですが、わたしにとっての「おうし座天王星」とは、住まいの隣で貸し農園を借りたこともそうですし、もう一方では「波動やエネルギー」の世界に足を踏み入れた時代でもありました。 

野口さとこ

外惑星が星座を動くというのは、地上のわたしたちにとって、今までチャネルを合わせていたラジオ放送の周波数が変わるような感覚だと思います。今まではつながっていたものにつながれなくなるので、不安にもなるし、自分軸がぐらついてしまう。2017年後半のわたしもそうで、8月に週末農学校を卒業したあと、大きく調子を崩していました。

ちょうど、46歳になった頃。更年期を前に、ホルモンバランスも変わったのでしょう。体調もメンタルも、以前のようには行かないともがいていた気がします。44歳から46歳頃というのは、生まれたときの土星に現在の土星がオポジション(180度)になるタイミングでもあり、そういったガラスシーリングにぶつかる人は、個人セッションでも多くお会いしています。それまでの生き方の限界を悟り、抜け道を見つけないといけないときなのです。

野口さとこ

それまで、「秀次事件」とわたしのつながりを霊視したヒーラーさんに浄化をお願いしていたのですが、彼女自身、調子を崩していたのか、2018年になるとお断りされてしまったのです。依存していたつもりはないのですが、この頃、実はもっとも困っていたのがサイキックアタック。「生き霊」と言うとおどろおどろしいですが、生きている人からの念のことです。人からの敵意のようなもので、SNS時代でもあるし、星占いという目立つ仕事をしていたのもあるのか、敏感になってしまい、困っていました。

健やかに生きるためには邪魔になる、こうしたエネルギーを祓うためには浄化が必要だと痛感していたこともあり、「人にやってもらうと調子を崩してしまうことがあるなら、物がいいはず。浄化アイテムを探そう」とネットでリサーチをすること、3ヶ月。とうとう見つけたのが「ベルチェレスタ」さんというフラワーエッセンスを多く取り扱うオンラインショップ。そのなかで、ある商品の「生き霊対策に」というキャッチコピーに目が釘付けになりました。

→【記事の続き】蘭のフラワーエッセンスとの衝撃的な出会い(2) 数種類のエッセンスで甲状腺のお薬を減らせた!、はこちらから。

文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『占星術ブックガイド〜アストロロジャーとの対話集〜』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram     @sayastrology

写真/野口さとこ

北海道小樽市生まれ。大学在学中にフジフォトサロン新人賞部門賞を受賞し、個展・グループ展をはじめ、出版、広告撮影などに携わる。ライフワークのひとつである“日本文化・土着における色彩” をテーマとした「地蔵が見た夢」の発表と出版を機に、アートフォトして注目され、ART KYOTOやTOKYO PHOTOなどアートフェアでも公開される。活動拠点である京都を中心にキラク写真教室を主宰。京都芸術大学非常勤講師。
ホームページ satokonoguchi.com
Instagram  @satoko.nog

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アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。



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