京都で出合い直したクラシカルホメオパシーの世界1)2005年ファーストコンタクトと2019年再会
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女性の人生の中で心身が大きく変化する”更年期”…何でも、日本女性がもっとも落ち込みやすいのは49歳だという統計もあるとか。でも、わたしは、50歳前後の複雑なはずの時期、自分の年齢をまったく気にせず、元気に過ごしてしまいました。むしろ京都に移住する前の40代半ばのほうがつらかった気がします。うまく切り抜けられたのは、京都に住んだおかげだったのかもしれない…と50代に入って数年経った今、すごく思うのです。この連載では、そんなわたしが40代、京都で見つけた「幸せの秘密」を探っていきたいと思います。
京都に来てからのわたしが蘭のフラワーエッセンスやセラピューティックエナジーキネシオロジーといった自然療法のなかでも、エナジーメディスン(波動療法)の世界に目覚め、プラクティショナーの資格を取ったことは、以前にもこの連載で書いてきました。2018年から2019年のことです。
さらに、2019年の夏にはクラシカルホメオパシーという自然療法のセッションをモニターとして受けて、とても効果を感じることになりました。2019年の秋から2020年の春にかけては、「クラシカルホメオパシー京都」という学校で、半年間のセルフケアコースも受講。風邪くらいなら、ホメオパシーのセルフケアで治せるかもしれないとなったところで、2020年春、新型コロナウイルスによるパンデミックが世界を襲うことになるのです。
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わたしは占星術などをやっているせいか、大きな出来ごとの直前に予習や準備をさせられることがよくあります。2021年と2022年にはどうしても学びたくなって、専門コースも2年受講することになり、自分自身や家族の急性症状くらいはケアできるようになりました。自分の健康をある程度、自分でケアできるようになったことは、2023年春に新型コロナウイルスが5類に移行するまでの期間、どれだけ心の支えになったか……。ホメオパスとして開業するつもりはなかったので、専門コースを2年残して、現在は休学中ですが、いつかは復学したいなと思っています。
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実は、ホメオパシーとの出合いは、2005年にまでさかのぼります。友人の編集者の紹介で、クラシカルホメオパシーの資格を取り立ての方とお食事する機会があり、「暗闇や雷が怖い」「チョコレートが好き」などのわたしの言葉から、フォスフォラスというレメディを提案していただきました。「まだ資格を取り立てだから、モニターとして無料で見るよ」ということで気軽な気持ちで摂ったところ、ふわりと身体が軽くなる感覚があって、その直後から、海外のインテリア取材や海外の著名占星術家の翻訳本、スピリチュアルな著名人のインタビューなど、やりたかったような仕事依頼がどんどん舞い込んだのです。もちろん、関係はないのかもしれませんが、「エネルギーの変化、波動の変化によって、世界が変わる」感覚を初めて味わった経験でした。
→【記事の続き】京都で出合い直したクラシカルホメオパシーの世界 2)ホメオパシーとはいったいどんなもの?、はこちらから。
文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
写真/野口さとこ
北海道小樽市生まれ。大学在学中にフジフォトサロン新人賞部門賞を受賞し、個展・グループ展をはじめ、出版、広告撮影などに携わる。ライフワークのひとつである“日本文化・土着における色彩” をテーマとした「地蔵が見た夢」の発表と出版を機に、アートフォトして注目され、ART KYOTOやTOKYO PHOTOなどアートフェアでも公開される。活動拠点である京都を中心にキラク写真教室を主宰。京都芸術大学非常勤講師。
ホームページ satokonoguchi.com
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