冷え性、むくみ対策に!リンパをスムーズに流すヨガポーズ3つ
リンパの流れを促すヨガポーズ3つ
1.魚のポーズ(マッツヤーサナ)
首から鎖骨周辺のリンパを刺激します。顔のむくみ対策にも。
やり方
1. 仰向けになって、手のひらを下に向けてお尻の下に入れ、肘から下をなるべく胴体に引き寄せる。
2. 息を吸って肘で床を押して胸を持ち上げ、頭頂(もしくは頭頂に近いところ)を床につける。
3. 両脚は揃えて伸ばしたままか、難しければ膝を曲げる。
4. 肘下で床を押しながら体を支え、呼吸をしながら15秒ほどキープする。
5. 顎を引きながらゆっくりと後頭部と背中を床へおろし、体を横に向けてから起き上がる。
注意:首を痛めている時はこのポーズは避けてください。
2.三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)
鼠径部(脚の付け根)のリンパを刺激することで下半身をスッキリさせ、冷え性の解消に。
やり方
1. 片足を前に踏み出して、膝の位置が足首の真上にくるように揃える。後ろの膝はマットにつける。
2. 両腕を頭上にあげる。バランスを保つのが難しければ両手を前の太ももに乗せる。骨盤が常に正面を向くようにキープして、脚の付け根から太ももの前面にかけての気持ち良い伸びを感じて。
3. 反対側も同様に行う。
3.ハイランジ
三日月のポーズから後ろ脚を伸ばしたハイランジでは、膝の裏のリンパ節も刺激するため、ふくらはぎや足首のむくみ対策に効果があります。
やり方
1. 山のポーズ(ターダーサナ)から片足を大きく後ろに踏み出して、かかとを上げる。
2. 前の膝を曲げて、膝が足首の上にくるように揃える
3. 両腕を頭上にあげるか、バランスを取るのが難しければ両手を前の太ももに乗せる。
4. 後ろ足:母指球(足の親指の付け根)でしっかりと床を押して、膝が曲がりすぎないように気をつける。
5. 反対側も同様に行う。
リンパが滞りなく流れる様子をイメージしながら、毎日少しの時間でもこれらのポーズを実践してみましょう。小さな積み重ねがすっきりした体づくり、免疫力アップに繋がっていきますよ!
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。Instagram:@kayoko_yo
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