老廃物を流すリンパマッサージのやり方|首、脇の下、お腹...全身のリンパを流す効果的な方法
老廃物をろ過し、免疫機能を発揮するリンパマッサージ。ヨガの前にセルフケアとして行うと、体の力みが取れてポーズが深まりますよ!
全身のリンパを流そう|やさしいタッチで表層面の滞りを流そう
皮膚の下の浅い部分のリンパを流すには、手で肌に触れる全身マッサージが効果的。体の状態を確かめながら丁寧に行いましょう。
鎖骨まわり
リンパの出口である左の鎖骨の上に右手をおき、左右に往復させながらやさしくマッサージ。反対側も同様に。
ポイント
鎖骨に沿って手を動かしながら指の腹で鎖骨の内側の溝をさすり、リンパを流す。
耳まわり
両人差し指と中指で軽く耳を挟む。耳を上下に3回動かし、中指で耳の前を気持ちよく押しながら5秒キープ。
首
右手を左耳の下に当てる。手のひら全体で鎖骨に向かってさすり、リンパを流す。手を替えて、反対側も同様に。
腕
左手を上げ、右手で手首から肘、脇の下に向かってさすり、滞りがちな腕のリンパを促す。反対側も同様に。
脇の下
左肘を曲げ、脇の下に右手を当てる。手のひらでやさしく圧をかけ、脇の下のリンパ節を刺激。反対側も同様に。
POINT
指先でグリグリ押すのはNG。やさしくじんわり押すことでリンパ節は十分に刺激できる。
膝下
足の甲から膝へ向かって両手でやさしく3回さすり上げる。膝裏で両手を重ね、やさしく圧をかけて5秒キープ。反対側も同様に。
腿~鼠径部
膝上から鼠蹊部へ、やさしく3回さすり上げる。鼠蹊部で両手を重ね、やさしく圧をかけて5秒キープ。反対側も同様に。
POINT
両手でやさしく鼠径部を押し、リンパ節を刺激。強く押すと、流れが停滞し逆効果に。
肋骨から鼠径部
肋骨の下に両手を当てる。鼠蹊部のリンパ節へリンパを流し込むイメージで、太腿の付け根に向かってさする。
お腹
両手を脇腹に当て、リンパ節が集まる腹部中央に向かってさする。お腹がじんわり温まってくるのを感じて。
ポイント
脇腹に溜まった、余分な脂肪や水分を流し込むイメージで。まんべんなくマッサージ。
教えてくれたのは…加藤香先生
国際ホリスティックセラピー協会理事。YMC講師。リフレクソロジー、小顔デザイン、オイルトリートメント、整体の施術家であり、チャイルドボディセラピスト育成にも尽力。
モデルを務めてくれたのは…池田莉子さん
モデル・ヨガインストラクター。新体操の選手として活躍後、ヨガを学ぶ。現在、モデルとして雑誌や広告、CM、ファッションショーなどに出演するとともに、ヨガ講師としても、ヨガの魅力を広く、楽しく伝えている。
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