空気を読むのが苦手...アスペルガーパーソナリティタイプの恋愛傾向は

 空気を読むのが苦手...アスペルガーパーソナリティタイプの恋愛傾向は
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南 舞
南 舞
2019-08-09
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アスペルガーパーソナリティタイプの恋愛傾向は?

このタイプの人は、「これ!」と思ったものに没頭する傾向があります。そしてそれと同じように、自分が興味関心を示してくれる人に対しても心を許しやすいと言われます。自分の関心のある物事を語るということは、このタイプの人にとっては肉体関係以上に快感を得られるものなのです。

また、相手の裏の言動や行動を読むことが苦手で、人の気持ちが分かりにくいところがあるので、余計なことを言ってしまったり、感謝の気持ちを述べないことで相手を傷つけてしまうことも。

このタイプの人、どう対応する?

もしこのタイプの人を好きになった時は、【良きサポーター・マネージャー役になることを心がけること】です。このタイプの人は優れている部分は優れているけれど、苦手な事も沢山あります。そうした苦手さの部分をあなたがカバーしてあげるような関係性ができると長く続いていくでしょう。

しかし、このタイプは共感性が乏しいので、サポートしていても感謝されない事も多く、寂しさやストレスを感じる事もあると思います。そんな時は、具体的な言葉で「こうしてほしい!」と伝えましょう。少し抵抗があるかもしれませんが、このタイプの人にははっきり言うくらいでちょうどよいのです。

今回はアスペルガーパーソナリティタイプについてお伝えしました。もし自分に当てはまる場合は、【自分のことばかりでなく相手の関心にも目を向けるようにする】【相手に感謝の気持ちを意識して伝える】と良いでしょう。好きになった相手がこのタイプである場合に必要なことは、【サポーター役に徹して行く】【相手の関心のあることに興味を示して応援していく】ことかもしれません。

次回は、“誰も信じられない”妄想性パーソナリティタイプについてお伝えしたいと思います。

ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。

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