ビタミンE不足を防ぐ!朝、おにぎりに入れたい意外な具材とは?管理栄養士が解説

ビタミンE不足を防ぐ!朝、おにぎりに入れたい意外な具材とは?管理栄養士が解説

忙しい朝は手軽な食事になりがちですが、ビタミンEが不足しやすいタイミングでもあります。そこで、ビタミンEの摂取を習慣化するためにおすすめするのが朝おにぎりです。 今回は、ビタミンE不足を防ぐために取り入れたい朝おにぎりの具材をご紹介します。簡単レシピもご紹介しているので、毎朝の参考にぜひ最後までお読みください。

広告

不調の原因はビタミンE?

「肩こりがひどい」「肌の調子が悪い」と感じていませんか?その不調の原因に、ビタミンE不足が関係している可能性があります。

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、強い抗酸化作用を持ちます。血行促進や肌・血管の老化防止をサポートするなど、健康維持に欠かせない栄養素です。

しかし、ビタミンEが不足すると血行が悪くなり、体の冷えや肩こり、肌荒れなどの不調につながりやすくなります。こうした不調は、毎日のパフォーマンスにも影響を及ぼしかねません。

そこでおすすめなのが、朝おにぎりでビタミンEを摂取する方法です。おにぎりは準備しやすく、朝でも食べやすいのが魅力。具材を変えれば飽きにくく、習慣化しやすい点もメリットです。

AdobeStock

ビタミンEが豊富な食材は?

ビタミンEは、ナッツ類や魚介類、植物油などに多く含まれています。中でもアーモンドは、100gあたり約30mgものビタミンEを含み、少量でも効率よく補える食材です。

また、ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。油で和えたり、炒めたりする調理法を取り入れるのもおすすめです。

ビタミンEを補う!朝おにぎりのおすすめレシピ3選

ここからは、ビタミンEが豊富な食材を使った、簡単に作れる朝おにぎりレシピをご紹介します。アレンジしやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

アボカド+塩昆布

AdobeStock角切りにしたアボカドに、少量の塩昆布を混ぜるだけの簡単レシピです。「森のバター」と呼ばれるアボカドには、ビタミンEと良質な脂質が豊富に含まれています。

塩昆布を加えることで、うま味とほどよい塩味がプラスされ、おにぎりにもよく合います。冷凍アボカドを使えば、さらに手軽に作れます。

アーモンド+ツナ

AdobeStockアーモンドとツナは、どちらもビタミンEを含む食材です。ツナの油がビタミンEの吸収を高めてくれるため、効率よく摂取できます。

作り方は、砕いたアーモンドとツナ、少量のしょうゆを混ぜるだけ。ツナは油漬けタイプを選ぶのがおすすめです。

ピーナッツバター+味噌

AdobeStock一見意外な組み合わせですが、ピーナッツバターと味噌の甘じょっぱい味わいは、おにぎりと相性抜群です。

ピーナッツバターにはビタミンEが豊富に含まれており、発酵食品の味噌を合わせることで、コクのある味に仕上がります。混ぜるだけで完成し、焼きおにぎりにしても美味しくいただけます。

まとめ

今回は、ビタミンE不足を補うためにおすすめの朝おにぎりの具材をご紹介しました。アーモンドやアボカドなど、身近な食材を活用することで、無理なくビタミンEを補うことができます。

ぜひ今回のレシピを参考に、毎日の朝食に取り入れてみてください。

参考
・「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」-文部科学省
・上西一弘「栄養素の通になる 第5版」-女子栄養大学出版部

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

AdobeStock
AdobeStock
AdobeStock
AdobeStock