恋愛で悩むのは終わり! 恋のSVR理論を知り、ハッピーな恋愛をしよう♡
大切なのはV(Value=価値観)
残念ながら、多くのカップルがこの【価値観】の段階を乗り越えることができずに、関係にピリオドを打ってしまうことが多いのです。一致するのはなかなか難しいかもしれないけれど、相手と良い関係を作っていくために私たちができることはあります。
① 相手のことを知ろうとする気持ちを持つ
ヨガ哲学に、【アステーヤ】という教えがあります。これは人のものを盗らないという意味の教えですが、「相手の思考や考えを否定し、奪わない」ということも言えるでしょう。どうしても「自分の意見が正しい」と思いがちで、それがパートナーとのうまくいかなさになっているとしたら、まずは相手の考えを知ろうと心がけることから始めましょう。
② 自分を知り、自分を受け入れる。
恋愛なのになぜ自分?と感じる人もいるかもしれません。しかし、自己受容(=ありのままの自分を受け入れること)することは、恋愛をする中でとても大切なこと。自分の外見も内面、育ってきた環境など、変えられないものがあるのも事実。自分の限界を知ると、良い意味で【諦める】ことができるようになります。特に恋愛関係においては、自分の意志だけではどうにも変えられないことも多々あるでしょう。変えることができないものを見極め、人間の持つ不完全さを受け入れられるようになって初めて、パートナーと深い関係が築けるのかもしれません。
恋愛が育っていくには段階があることを知っておくと、新しい恋が生まれた時にいつもより客観的な自分でいられるかもしれません。また、内観(=自分の心の動きや精神状態を観察すること)ができるようになることも、充実した恋愛関係を築く上で鍵となるでしょう。ヨガの教えや心理学を知り、あなたの恋愛がより充実したものになることを願っています。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
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