LIFESTYLE
「ずっとゲイだと言えなかった」同性愛嫌悪の中で育った彼が見つけた心の平和とは
ヨガティーチャーであるベニー・ジェームスは周りからからかわれたり、暴力を受けたりする危険を避けるため、自分の本当の性格と性的指向を隠していました。彼がどのように自らの真の姿に向き合えるようになったかを語ってくれました。
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ゲイである事を知った時と、両親の拒絶
ヨガティーチャーであるベニー・ジェームスは、わざとだぶだぶの服を着て低い声を出すことでストレートの男性のふりをして周りとの衝突を避けてきました。現在、彼はトラウマを癒すために十分ゆとりを持って生活するようにしています。
私はゲイで10歳のときから自分の性的指向を理解していました。当時、私は学校で人気のある男の子たちに憧れを抱き、仲良くなりました。母親の持っていた夏ものの紫色をしたシフォンワンピースを眺めるのが大好きでした。僕はバレエダンサーでした。自分の目の前で練習するクラスメートの女の子たちを眺めながら、私は彼女たちのパワーと女性らしさに尊敬の念を馳せていました。しかし、自分の家族やコミュニティからの拒絶を恐れて、自分の秘密をあえて誰にも伝えませんでした。
私はいくつものメガチャーチ(大規模の教会)がコンバージョン・セラピーキャンプ(同性愛の矯正を行うとされるキャンプ)を開催していたコロラドスプリングスで育ちました(この5月にようやくこの違法行為が禁止され、コロラド州は未成年者向けのコンバージョンセラピーを禁止する18番目の州になりました)。そこでたくさんの男性たちが「ホモが触ろうものなら殺してやる」などと僕に向かって恐ろしい言葉の数々を浴びせました。そういった状況にも関わらず、私は16歳のとき、カミングアウトを開始しようと心に決めました。
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