ヨガがマンネリ化? マンネリを打ち破る7つの方法

 ヨガがマンネリ化? マンネリを打ち破る7つの方法
Yoga Hawaii Magazine
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6. 個人レッスンを受けよう

グループレッスンではエネルギーを集めて一体感を楽しめるのに対し、個人レッスンでは自分が求める特定の分野に焦点を合わせることができます。また、けがなどの身体的な問題や、感情面の問題に応じて練習を作り上げることもできます。1対1の指導では、ポーズを調整されることによって、それまで知らなかった奥深さ、次元、感覚に目が向くようになるでしょう。ポーズを微調整してもらうことによって爽やかな気分になるだけでなく、質問に答えてくれる案内役がいるので安堵感も得られます。確かな経験に裏付けられた信頼できる先生を探しましょう。

7. ヨガを日常生活に応用しよう

ヨガは最終的に身体的な練習を超越し、マットを離れていきます。アーサナ(ポーズ)は、統一されている自分自身の存在、つまり真のヨガにつなぐ架け橋にすぎません。日常生活でもヨガを実践するために、ヨーガスートラを学びましょう。特に注意してほしいのは、倫理的指針であるヤマとニヤマです。

ヨーガスートラの教えは、誠実、心の平安、献身といった心構えをもつことを通じて、自分(の体と心と魂)が「一体」であると感じる方向に自分自身を導くことを思い出させてくれます。毎週ひとつのルールを守るようにしましょう。さまざまな形で生活に活かせることがわかります。ヤマとニヤマは仕事中も遊んでいるときも、何かを生み出しているときも人と接しているときも、1日中実行できます。1日のほとんどの時間、ヨガ的な感性をもって生きていることを第一に考えれば、ヨガの練習には終わりがなくなります。

停滞やマンネリは避けられませんが、退屈は主に創造性が欠けているときと変化を恐れるときに感じるものです。練習に行き詰まりを感じたら、なぜヨガを始めたのか、これまでにどれだけ進歩を遂げたのか思い出してください。そして、内観してみましょう。時間をとって自分の目指すものを改めて考えたうえで、ヨガの先生に指導を求めましょう。

真の内観によって、練習や自分自身を発展させ続けるのに必要なものを見極められるようになるでしょう。心に導かれるままに、精神が高揚し、体が満たされるヨガの形を見つけましょう。あなたが心を開いていれば、いつでもヨガはあなたがいる場所であなたを迎えてくれます。ヨガの旅を楽しんでください。

 

ライター
ジェニー・リー|正式な資格を有するヨガセラピスト。20年間にわたって古典的なヨガの瞑想を用いた伝統的治療法の体系のなかで人々を指導してきた。「Breathing Love: Meditation in Action」と賞を獲得した「True Yoga: Practicing with the Yoga Sutras for Happiness & Spiritual Fulfillment」の著者でもある。

ヨガハワイマガジン2017年秋号掲載

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Translated by Setsuko Mori



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