ヨガがマンネリ化? マンネリを打ち破る7つの方法
3. 声を出してみよう
誰でもポーズを行って体を動かすことがどんなに気持ちいいか知っていますが、マントラの詠唱を通じて声を使うことも、信じられないほど自分を解放できて楽しいものです。といっても、サンスクリット語の知識は不要ですし、歌がうまくなくてもかまいません。
マントラを詠唱すると、マントラに込められた前向きな思いが引き出されると当時に、動きと声帯の振動を通じて、自分の内面が整ってきます。これは、繰り返し現れる考えや否定的な考えを払拭したり、気分の落ち込みから抜け出すための素晴らしい方法です。瞑想を難しいと感じる人には、内なる安らぎを見つけるのに役立ち、瞑想への橋渡しをしてくれる非常によい練習になります。
4.内側に意識を向けよう
古代の経典、ヨーガスートラの8支則の頂点とされている通り、すべてのヨガの道は瞑想に通じています。しかし、静寂を見つけることがまだ練習の一部になっていない場合は、瞑想の基本のレッスンを受けて心を鎮める方法を習いましょう。マントラを繰り返し書くジャパという方法を取り入れると、マントラを詠唱するのと同じように心が緩んできます。呼吸法では呼吸やビジュアライゼーション(可視化)を通じてエネルギーを操りますが、それと同じことです。いくつか試してみてから、ひとつの方法に決めて一定期間練習してみましょう。深い静寂状態、つまりディヤーナ(瞑想)は、一日中外側に意識を向けている私たちには簡単にもたらされません。しかし、瞑想は生涯役立つ手段であり、習得する価値のあるものです。自分の内側の休息場所であり、真の「自己」へ通じる道の入り口です。あらゆるヨガの練習は真の「自己」に私たちを導くものです。
5.指導者養成コースに参加してみよう
指導者養成プログラムはもはや指導者を目指す人だけのものではありません。指導者養成プログラムで徹底的に訓練すれば、誰でも練習を深めることができ、ヨガの狙いについてもよく理解できるようになります。多くのスタジオが200時間のプログラムを行っていて、ヨガの歴史、解剖学の基本的知識、ヨガのさまざまな形態について学ぶことができます。
指導者養成プログラムによって必然的に自己認識が促され、練習のなかにそれまで未発見だった次元を見つけようという気持ちまで起きてくることがあります。数ケ月間のコースを受講できない場合は、ヨガスタジオやフィットネスセンターが通常、上級ポーズのレッスンから栄養学や哲学に至るまで無数のワークショップを開催しているので参加してみましょう。
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