瞑想との違いは?今さら聞けないシャヴァーサナの疑問
「自己流でやっているけれど、これで本当に合っているの?」「いつも寝てしまうけど大丈夫?」など、シャヴァーサナに関するわからないことを、吉川めい先生に聞いてみました。
シャヴァーサナの目的って?
「アーサナで体の気の巡りが良くなりますが、そのままだと「放電」されてしまうことも。シャヴァーサナは、「保存ボタン」を押すようなもの。シャヴァーサナをすることで、巡りの良い状態を保つことができるんです」(吉川めい先生)
瞑想との違いは?
「シャヴァーサナは心と体を休息させることが目的。一方、瞑想は深く自己を観察し、気づきを得ることが目的です。心が落ち着かないときは、まずシャヴァーサナで心と体を休めてから瞑想を行うといいでしょう」
目安の時間はどれぐらい?
「例えば1時間練習したら約10分間、シャヴァーサナを行うのが目安。体調やその日の予定にもよりますが、セルフプラクティスをする場合は、あらかじめ、シャヴァーサナの時間も計算しておくといいでしょう」
家でやると時間がわかりにくい…
「携帯電話などのタイマー機能を使うと便利。私もセルフプラクティスをするときは、シャヴァーサナに入る前に、タイマーをかけています。びっくりして飛び起きないように、小さな音量でセットしましょう」
すぐ寝てしまっても大丈夫?
「クラスでも眠ってしまう人がいますが、私は「どうぞ、寝てください」と言います。シャヴァーサナのときに寝るということは、それだけ深いリラックス状態になっているということ。良いことだと思います」
アロマや音楽は使っていい?
「緊張をほどき、リラックスするのに役立ちそうなら、使ってもいいでしょう。ただ音楽を流すと、無意識に「聴く」という行動が働くこともあるので、そのときは無音で行った方がいいかもしれません」
ソワソワ、イライラ、じっとしているのがつらい!
「無理にソワソワやイライラした感覚を押し込めようとしないでOK。マインドが落ち着かないのなら、まずは体を休めることを優先しましょう。「この時間、私は体に休息を与えるんだ」と腹をくくることが大事です」
シャヴァーサナだけをやってもいい?
「緊張がほぐれると血液やリンパ、気の流れが改善され、体の自然治癒力が高まります。いわば、自分で自分の心身を癒すようなもの。アーサナをプラスすることで効果は高まりますが、シャヴァーサナだけ行っても◎」
ベッドでやっちゃダメ?
真っ平らな床の上に寝ることで、普段はあまり感じない背骨のカーブや頭の裏の感覚など、たくさんのことに気づきます。でも、ベッドで横になっていると、そういう繊細な感覚は得難いもの。床の上がおすすめです。
緊張を解くことができないのですが…
「無理に緊張をほぐそうとすると、頑張ろうという主体的な意識が働いてしまいます。その場合は、「自分は今、緊張している」という状態をありのままに感じ、緊張を観察しているだけでも充分です」
教えてくれたのは…吉川めい先生
アシュタンガヨガの後継者、スリ・K・パタビジョイス氏に師事し、日本人女性初のアシュタンガヨガ正式指導者資格を取得。アディダス契約ヨガトレーナー。東京・表参道でコンセプトスタジオ「veda」を主宰。
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