今さら聞けない!ヨギが知っておくべき5つのサンスクリット語

 今さら聞けない!ヨギが知っておくべき5つのサンスクリット語
YJ US

ヨガスタジオに入ると言葉の壁を感じるとしたら、その壁を破るために、まずはこの5つの言葉から初めてみよう。

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インストラクターはめちゃくちゃなことを言っているわけではない。インストラクターが使っているのは、おそらくサンスクリット語。南インドに端を発する古代の言語だ。レッスンで最もよく耳にする5つの言葉を紹介しよう。

1.  アーサナ

私の最初のヨガの先生は、第2音節にアクセントを置いて、アサーナと発音していた。今でも素敵な響きだなと思ってしまうのだが、正しい発音は、アーサナだ。文字通り訳すと、「座」という意味だが、バーラーサナ=チャイルドポーズ、ナーヴァーサナ=舟のポーズというように、ヨガのレッスンではほとんど「ポーズ」という意味で使われている。

2.ナマステ

これは、私の一番好きなサンスクリット語。ナーマーステーと発音するのが楽しいからだ。その意味は、「私の内なる神の光は、あなたの内なる神の光に敬意を表する」。信じられないほど簡略化してしまえば、「私は最高、あなたも最高、ここにいるほかの人たちもみんな最高。一緒にヨガをしたなんて最高じゃない? あなたの存在に感謝」といったところだろうか。

3.オーム

オーーーーーーーームーーーーーーー。どうやらこれは宇宙の響きらしい。オームの表記は、万国共通のヨガのシンボルになっていて、世界中でヨガスタジオの壁に飾られていたり、タトゥーとして体に刻まれている。しかし、そもそもどんな意味なのだろう。私たちは誰でも基本的に、宇宙の一部を構成している。宇宙は絶えず動き、絶えず変化し、絶えず呼吸している。オームと唱える時、私たちは宇宙のその振動、霊気のなかに入り込むのだ。

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Text by YJ EDITOR
Translated by Setsuko Mori