ヨガの時に下着はつける派?つけない派?
ヨガパンツの下に下着を着けるか否か…長年答えの出ない問題だ。改めて、ヨガパンツの下に下着を履くことのメリット、デメリットを考えてみよう。
今回は、ちょっと目線を下げて、下着(ショーツ)の話をしよう。というのも、ヨガウェアはおしゃれなだけでなく、機能的であることも求められるからだ。実際、立って両脚を伸ばすポーズで下着がお尻に食い込んでしまったら、文字通り苦痛でしかない。こういう事情を背景に、アメリカの女性用下着ブランドのディア・ケイト(DEAR KATE)が、お尻に優しいヨガパンツを新たに売り出す。
ディア・ケイトの市場調査によれば、ヨガパンツの下に下着を着けない女性は17%にとどまるという。しかし、この割合はもっと高まる可能性があるし、そうなるべきだと同社は考えている。「ほとんどの女性は、下着をまったく着けない人と常に着ける人に二分されると思っています。そして、どちらの言い分にも説得力があります」とディア・ケイトの創業者、ジュリー・シジエルは語っている。そこで、今回は下着を着けないことの是非を慎重に検討してみたい。
ヨガを行う時に下着を着けないメリット
1.下着がお尻に食い込むのを防ぐことができる
下着が丸まって、あらぬ場所が引っ張られると、明らかにダーラナ(集中、精神統一)の妨げになるため、この点は繰り返し主張する価値がある。
2. 下着のラインを見せずにすむ
高いお金を払ってヨガパンツを買い、野暮ったいラインを見せたい人がいるだろうか。
3. 陰部の健康
通気性のない下着の上にきついタイツを履けば、カンジダ膣炎を引き起こす恐れがある。また、下着のラインが見えにくいTバックを履けば、尿路感染になる可能性がある。下着を着けない方が安全な場合がある。
4. 開放感
「個人的には、ヨガを行う時には身体的というよりもむしろ精神的な開放感を味わっていますが、体が窮屈でないことは私にとってものすごく大きな違いです」とシジエルは言う。言い換えれば、自分の体とポーズの間に存在する物が少ないほど開放感が得られるということだ。
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