ヨガマットの選び方|値段による違いと特徴まとめ

 ヨガマットの選び方|値段による違いと特徴まとめ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-11-08

マイヨガマットが欲しいけど値段もピンキリ、素材も違うし、どう選んだらいいか迷う方も多いのではないでしょうか。違いを学んで、自分にぴったりの1枚を見つけましょう!

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お手頃価格のヨガマット|値段による違いとは

ヨガマットの価格は、ピンキリ。安いと1000円を切るものもありますし、高いヨガマットだと2万円近くするものまで、値段の幅があります。では高いヨガマットを買えばいいのかというと必ずしもそうではなく、自分の理想に合ったヨガマットを選ぶことが大切です。
お手頃価格のヨガマットの素材は、PVC(ポリ塩化ビニル)が主流。1000円から4000円のヨガマットはPVCであることが多いでしょう。値段の違いのひとつは、厚み。厚みがあるほどクッション性が高いので、膝をつくポーズで膝の痛みを感じる方や、船のポーズでお尻が痛い、うつ伏せであばら骨や骨盤が当たって痛いという方は、厚めのヨガマットを使うと違和感を軽減できるでしょう。

その代わり、厚みのあるヨガマットは薄手のヨガマットより重くなりますので、持ち運びには適しません。またクッション性があるぶん、片足で立つポーズなどのバランスポーズで足裏に不安定さを感じる人も。
さらに、似たような価格帯のマットでも、プリントなどの加工が施されていたり、素材の密度が違ったり、独特のプラスチック臭を軽減する工夫がされていたりと、各ブランド、メーカーによっての目には見えないこだわりが隠れています。

1万円以上する高級ヨガマットは何が違う?

1万円以上するヨガマットは、厚み、グリップ、品質、すべてにおいてパーフェクト。毎日ハードに練習をしても傷がつきづらく、クッション性がへたることもありません。ほどよいグリップもあり、手元や足元のすべりでポーズに集中できないということもほぼないと言ってよいでしょう。重厚感があるため持ち運びには適しませんが、まさに一生使い続けられる愛用品になることは間違いなし。

持ち運びしたい人へおすすめのヨガマットは薄手で軽量タイプ

旅行先やヨガイベントに気軽に持ち運びたいという人は、折りたためるヨガマットや、薄手で軽量のヨガマットがおすすめです。折りたためるヨガマットは、上記のPVC製のほかにTPEと呼ばれる素材がよく使われています。これは、軽くてクッション性の高いという特徴があります。軽くて畳みやすく柔らかいというメリットがありますが、爪による引っかき傷がつきやすいなどのデメリットもあります。毎日ヘビロテで使いたい人には適しませんが、手軽に持ち運んでヨガを楽しみたい人には◎。PVC製は水洗いには適しませんが、TPEは水洗いOK(メーカーにより推奨するお手入れ方法が違うことがあるので注意)。汚れる可能性が高いのであれば、TPE製のヨガマットを選びましょう。
PVC製やTPE製よりも薄手で持ち運びしやすいのは、天然ゴム製のヨガマット。厚みは1mm前後のものが多く、クルクルと巻いても畳んでも、カバンに入れやすいボリューム。天然ゴム製のマットは、ゴムアレルギーやゴムの匂いが気になる方は避けた方がよいでしょう。また、薄いためクッション性は期待できませんが、ゴムのグリップが強いため、どんな場所でどんなポーズをしても安定感は抜群です。水洗いももちろんOKなので、ビーチヨガや芝生の上でのヨガに最適です。

ヨガマットを選ぶときのポイントまとめ

マイマットを選ぶときのポイントは大きく3つ。

1.持ち運ぶかどうか
2.予算
3.素材のアレルギーなどがないか

また、同じ素材でもブランドやメーカーによって、自分の手のひらや足の裏との相性もあるので、店頭で試してから購入するのが後悔しないコツです。妥協せずに納得のいく1枚を見つけてくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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