ヨガベルトを選ぶときのポイントとおすすめヨガベルト5選
ヨガベルトは体を固定したり、ストレッチの補助をしたり、手や足の代わりになって体やエネルギーのつながりを作ってくれたりと、最強のヨガプロップ(補助具)のひとつです。ヨガベルトを選ぶときのポイントや、素材・形による違いの特徴を知って、あなたにピッタリの1本を見つけましょう!
ヨガベルトの素材
色々なヨガブランドがヨガベルトを展開していますが、ほとんどの素材は綿100%です。とはいえ製法により触り心地、使い心地に大きな違いがあります。大きくはふたつのテクスチャがあり、ひとつロープのように太い糸を編んで作ってあるもの。まさしくロープのように頑丈で力強く、サポートしてくれている安心感を得やすいです(以下、ロープ型)。もうひとつはトートバッグのような厚手の布を縫い合わせて作られているものです。編んであるベルトより表面が滑らでしなりやすいため、ホールドしたい部位に「しっかりと吸い付く(くいこむ)」ような感覚が強いでしょう。一般的には編みでつくられたものが多く出回っており、布製のものはアイアンガーヨガなど、特定の流派で好まれる傾向があります(以下、布型)。(※ロープのような見た目でも、編みで作られているものと織りで作られているものがある可能性があります)
選ぶときのポイントは?
お気に入りの1本を選ぶときのポイントは、大きく4つあります。
1.素材感(手触り)
2.長さ・幅
3.バックルの素材
4.色
素材感
上記のとおり、肌触りに違いがあります。ロープ型は頑丈である一方、肌さわりが少し粗い。布型はきゃしゃな感じだけど肌触りが優しい。握った感じや肌にあてた感じの使い心地で、自分に合ったものを選びましょう。
長さ・幅
長さは主に150cm~250cmくらいが主流で、一番多く出回っているのは200cm前後のもの。身長が高い男性や、柔軟性を補助するために使う場合は、長めのものを選ぶことがお勧めです。幅は、3cm~5cmのものが主流で、ロープ型の方が幅広めのものが多いでしょう。
バックルの素材
プラスチック製のものと、金属製のものがあります。プラスチック製は軽量で扱いやすいのが特徴。金属製は重厚感がありプラスチック製より強度があります。リストラティブヨガやリラックスヨガなど静かなクラスで使う場合は、ベルトの付け替えの際にバックルの金属音が鳴ることが気になる人もいるようなので、プラスチック製がいいでしょう。
色
好みの色を選ぶことが一番ですが、綿製なので濃色のものは色落ちしたり、洗濯により色あせしたりする可能性があります。ヨガウェアの色が白やパステルカラーが多いという方は、淡い色のヨガベルトを選んでおくのが無難でしょう。
ヨガベルトのおすすめ5選
Yogaworks
お値段もお手頃で、綿100%のヨガベルト。240cmの長めの長さで、男性でも使いやすい。洗濯もできるのでヘビロテで愛用しよう。
suria
幅5cmと幅広のため、体重をかけても身体にくいこむ感覚がなく安心して使える。大きめのバックルで、扱いやすいのも嬉しい。
easyoga
2wayのストラップは、マットを持ち運びにも使えるという優れもの。マイベルトとマイマットを持って出かけたくなるアイテム。
tejas
ビビットなカラーが揃うテジャスのヨガベルトは、なんと7色展開。アクリル製だからこそできるパキっとした色合いに、使っているだけで元気をもらえそう。
Manduka
サスティナブルを意識したマンドゥカのヨガベルトは、製造の際にアゾ染料や鉛、重金属を使用せず、また、漂白していない無垢なコットンを原料としている。環境に配慮したアイテムを選びたい人にオススメ。
こまめにお手入れも必要
綿製であるヨガベルトは、手で強く握ったり、脇や足裏など汗ばむ箇所にも使ったりと、想像以上に汗がしみこんでいます。こまめに洗濯して、清潔な状態を保ちましょう。洗濯の際は、ネットに入れて洗濯機にポン!でOK。濃色のものは色あせを防ぐため日陰干しがお勧めです。プロのスポーツ選手が道具を大切に扱うのと同じく、ヨガを深めていくのに自分に合った道具を選べる知識や、丁寧なお手入れなどの意識も高めていけるといいですね。
ライター/伊藤香奈
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。
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