LIFESTYLE
外見コンプレックスから解放された日|女優・藤井美穂を自由にした「ボディポジティブ」とは
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日本の価値観は世界の価値観じゃない
渡米したのは、今から5年前です。ロサンゼルスは、さまざまな文化背景を持つ人たちが集まる街です。その中に入っていくことは私にとっても大きな人生の分岐点となりました。 みんなが違うバックグラウンドを持って共に生きるということは、自分の常識以上のことを想像する、または学んで、相手の常識を尊敬し接するスキルが必要になります。 それは今まで日本で見た目や女としての合格点に達することができなかった私が、初めて「人として認めてもらった」瞬間でもありました。
その時、こんな当たり前であるべきことがない人生をずっと送っていたことに気づき、ショックを受けました。自分は「女性は痩せていなければ美しくない」という呪いにかかっていたのだと気づきました。
ロサンゼルスで生きるのはすごく楽です。日本での常識がない世界は、まるで違う星にきたかのよう。 今ではプラスサイズモデルの仕事をしたり、インフルエンサーとして発信したり、自分が想像もしたことがなかった仕事をできるようになりました。 他にもたくさんやりたいことがあって、毎日ワクワクしています。それは、私自身の外見が変わったわけではありません。私が変わったのは中身だけなのです。 人からは外見コンプレックスを持ってたことを信じてもらえないほど、自分の自信を取り戻すことができました。
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