YOGA PEDIA|ジャタラパリヴァルタナーサナからパールシュヴァバカーサナへ
ヨガジャーナルアメリカ版から、毎回異なるポーズをご紹介する「YOGA PEDIA」。今回は、ジャタラパリヴァルタナーサナからパールシュヴァバカーサナへのステップや軽減ポーズをご紹介します。教えてくれたのは、プラジュナヨガの創始者、ティアス・リトル先生。
ジャタラパリヴァルタナーサナとは
jathara = 腹部
parivartana = 十分にねじる
asana = ポーズ
→腹部のねじりのポーズ
ポーズの効果:体幹芯部に柔軟性と力強さを生む。腹部をねじり、「絞る」ことによって内臓全体の血行を改善する。
インストラクション
1.仰向けになり、膝を胸に引き寄せる。呼吸を数回繰り返して、腰の結合組織を伸ばす。
2.腕を肩の高さで横に伸ばし、手のひらを上に向ける。息を吐きながら、膝を右に倒し、右肘のほうに引く。
3.左腕を脚の反対側によく伸ばし、ツイストのカウンターポイント(対称を成してツイストを強調させる点)にする。左腕がサンドバッグで押し下げられていると想像しよう。同時に、左肩甲骨を床にしっかりおく。
4.息を吐くたびに、腹部を左にねじり、膝から離す。(少し背を反るときのように)腰椎を積極的に内側に引くことによって、腰を活性化させ続け、体幹芯部を安定させてツイストを深める。
5.呼吸をするたびに、皮膚、結合組織、内臓、背骨がどのようにねじれているか感じよう。30秒間保ったら、膝を中央に戻す。反対側でも行う。
NG:膝を骨盤より下におかないこと。腰に圧力がかかり、腰椎が損傷を受けやすくなる。膝が引き上げられていると、背骨、傍脊柱筋群、内臓をほどよくツイストできる。
NG:左腕と左肩甲骨を床から離さないこと。ツイストのカウンターポイントがなくなって、肩、首、背骨の上部が損傷を受けやすくなる。
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