YOGA PEDIA|ウッターナシショーサナからガンダベールンダーサナへのステップ
ヨガジャーナルアメリカ版から、毎回異なるポーズをご紹介する「YOGA PEDIA」。今回は、ウッターナシショーサナから ガンダベールンダーサナへのステップや軽減ポーズをご紹介します。教えてくれたのは、ヴィンヤサヨガにカンフーの芸術性と太極拳の優雅さを融合させたプライマルヨガの創始者であるリズ・アーチ先生。
ウッターナシショーサナとは
ポーズの由来:uttana = 伸びた shishu = 子犬 asana = ポーズ
伸びをする子犬のポーズ
ポーズの効果:背中の上部、背骨、肩をストレッチする。胸部を開く。慢性的な肩と首のこりを和らげる。
完成までのステップ
1. 四つん這いになり、腰が膝の上、肩が手首の上にくるようにする。次に、足の甲をマットにつけて、つま先を後ろに向ける。左右の足を平行にして腰幅に開く。
2. 息を吐きながら、手を前に歩かせる。胸部をリラックスさせて床に近づけていき、額をマットの上におきゆっくり解放する。
3. 指を広げて、親指と人差し指をしっかりマットに押しつける。ここで、指の腹をマットに押しつけ、手の中に吸着カップがあるかのように手のひらを持ち上げて、ハスタバンダ(手の締めつけ)を始める。上腕の骨を耳から遠ざけるように外側に回して、肩を広げる。上腕三頭筋が下に向かって腕を包み、上腕二頭筋が上に向かって腕を包むように働いているのを感じよう。腕の筋肉を働かせながら、肘をマットから少し離す。
4. 息を吸いながら、腰を背後の壁に向かって引き上げながら、胸部をゆっくり床に近づけてストレッチを深める。肋骨前部をそっと引き締めるように働かせることにより、背骨を安定させる。腰が崩れないようにする。
5. 5~10回呼吸する間この姿勢を保つ。深い呼吸をして、伸びている部分に呼吸を入れる。
6. 手を元の位置まで歩かせて四つん這いに戻り、ポーズを解く。
NG:肘を外側に広げて、肩を内側に回転させないこと。首と肩のこりの原因になる。
NG:膝を腰幅よりも広げて、肋骨前部を極端に突き出さないこと。腰と仙骨が圧迫されてしまう。
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