ヨガが確実に上達する!体幹を効果的に鍛える方法
コア(体幹)の真の力を発揮したいなら、腹筋を鍛えよう。プランクをやることで、長年避けてきた練習だ。腹筋はより強いコアと安定したヨガ練習には欠かせない。この練習をマスターすれば、どのポーズでも腹筋をしっかりと使えるようになり、憧れのコアに近づけるだろう。今回は、コアに働きかける「腹筋ヨガ」と「シークエンス」を紹介する。
ヨギたちは強いコアがどれほど大事かをわかっている。身体面では、コアはバランスを保ったり、ポーズからポーズに移る際に筋肉をコントロールしたり、健康的な背骨を維持するのに役立っている。感情面でも、コアは間違いなく体で最も重要な位置を占めていると言える。霊的、道徳的な在り方が反映されるからだ。ヨガの練習が真我とつながるためであることを考えれば、コアの鍛錬がより強く自身と向き合うためのカギであることは明らかだ。
にもかかわらず、コアの鍛錬を急いで終わらせたり、嫌だけど仕方なく行っている場合が多い。ヨガクラスでもコアの練習は嫌われ者で、生徒たちからはため息がもれてくる! だが、視点を変えてみよう。意識的にコアを鍛えれば、すべての練習においてコアの筋肉をより効果的に使えるようになるのだ。たとえば、前屈では背中が丸まったり腰が伸びすぎないように背面の筋肉を動かしやすくなるし、後屈では体の限界を超えないように体の前面をコントロールしやすくなる。
長年ヨガを練習し、教えてきた中で学んだ最も重要なことの一つは、ポーズだけでなく、ポーズの中でどのように体を使うかも大事だということだ。次のページの腹筋ヨガで、まずは腹筋の使い方を身につけ、その後に紹介するシークエンスの各ポーズでその動きを実践してみよう。コアを強化できるだけでなく、各ポーズの効果を最大限に、そして安全に得られるようになるだろう。
まずはコアを構成する筋肉についての基礎知識からおさえよう。
腹直筋、腰筋、腹斜筋、腰方形筋、腹横筋の5つの筋肉でコアを構成している。
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