【血液サラサラ】マイルドな辛さが「生活習慣病」の予防に!今が旬の “健康野菜” とは


玉ねぎを切った時に出る辛味の正体「硫化アリル」は、血液をサラサラにし、生活習慣病の予防にも期待ができる優秀な栄養成分です。今が旬の新玉ねぎなら、その辛味もマイルド。とても摂取しやすくなってますよ。水に溶けやすい成分なので、蒸して温サラダにするのがおすすめの調理法です。
「新玉ねぎ」は生でもおいしい

春が旬の新玉ねぎは、その皮の柔らかさと水々しさが特徴。マイルドな辛さで食べやすく、サラダにしてもとてもおいしい食材ですね。加熱時間も短くてすむのが、調理で嬉しいポイントです。
「硫化アリル」でサラサラの血液に

包丁で玉ねぎを切った時に出る辛味成分「硫化アリル」には、新陳代謝を上げ、血液をサラサラにする効果が期待できます。生活習慣病の予防にも良く、抗菌作用が風邪の予防にもなる、ありがたい成分ですね。
「硫化アリル」は水溶性。水に溶けやすいので、長く水にさらさないのが摂取のポイント。加熱は蒸したり、スープにして溶け出た栄養を丸ごと食べるのがおすすめです。
今回はそんな新玉ねぎを、同じく旬のスナップエンドウ、ブロッコリーと一緒に蒸し、爽やかなパセリドレッシングをかける温サラダにしていきましょう。
「新玉ねぎと春野菜の温サラダ」 (調理時間:10分)

柔らかく新鮮な春野菜をさっと蒸し、甘味とうま味を引き出す温サラダ。刻んだパセリと粒マスタードの爽やかなソースを、たっぷりとからめて頂きます。
【材料2〜3人前】
・新玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥1個
・スナップエンドウ‥‥‥‥ 8本
・ブロッコリー‥‥‥‥‥‥ 適量
〈パセリソース〉
・イタリアンパセリ‥‥‥‥ 大さじ2
(パセリでもOK)
・酢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ2
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ1
・粒マスタード‥‥‥‥‥‥ 小さじ1/2
・サラダオイル‥‥‥‥‥‥ 大さじ1と1/2
・塩こしょう‥‥‥‥‥‥‥ 適量
【作り方】
1. 酢、しょうゆ、粒マスタードに、サラダオイルを少しずつ混ぜながら合わせていき、刻んだパセリを加えて塩こしょうで味を整え、ソースを作っておく。

2. 新玉ねぎは1cm幅のくし切り、スナップエンドウは筋を取り、ブロッコリーは食べやすい大きさにカットする。

3. 鍋に折り畳みの蒸し器をセットし、お湯を沸かしたら玉ねぎを入れて1分半ほど蒸す。 (蒸し器を使ってもOK)

4. 3にスナップエンドウとブロッコリーを入れ、さらに2分ほど蒸す。

5. 4をザル等にあげ、荒熱が取れたらボールでソースと合わせ、塩こしょうで味を整える。

旬の春野菜をいろいろと
玉ねぎの蒸し時間は、お好みの固さで調節してみてください。柔らかな新玉ねぎは、シャキシャキ感を残すくらいが理想的です。
緑の野菜はアスパラや菜の花など、春らしい野菜でも代用可能。いろいろと試して楽しむのも良いですね。
新玉ねぎと春野菜をたくさんいただける温サラダ。ぜひお試しください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く