さっぱり食で生活改善!【高血圧の予防】も期待できる旬の海藻とは?「本当にシャキシャキ」


春が旬の「新わかめ」がおいしい季節。シャキシャキの食感と豊かな潮の香りに、食欲がとってもそそられます。また、わかめの食物繊維は「高血圧の予防」が期待でき、生活習慣病の改善におすすめの食材です。今回は同じく旬の食材「菜の花」と合わせて、春の生活を改善していく酢みそ和えに仕上げてみました。
旬のわかめで「高血圧の予防」を

春が旬の海藻である「わかめ」。
生のわかめは緑ではなく透明な茶色をしていて、これをサッと茹でると緑鮮やかないつものわかめになります。これは見ていてなかなか気持ちいい作業。
シャキシャキな歯応えと豊かな磯の香りは、新鮮な生わかめならではの贅沢で、春にはぜひ食べたい一品です。
その食物繊維「アルギン酸」は、腸の働きを整えてくれるほか、取りすぎた塩分の排泄をしてくれるので、高血圧の予防にも有効な成分になります。
「アルギン酸」は水に溶けるぬめりを持つ食物繊維なので、水に長く浸けておくのは厳禁。下処理はさっと最小限に済ませまるのが基本です。
春の菜の花は「ビタミンC」がトップクラス

春に咲く黄色い菜の花は、とても栄養豊富な野菜。特に特筆すべきは「ビタミンC」で、その含有量は、なんと野菜の中でもトップクラスなんです。意外ですね。
「ビタミンC」は免疫力をあげて、風邪などの感染症の予防に期待ができる大事な成分。自律神経が乱れがちで、身体の不調も多い春には確実に摂っておきたい栄養です。
また「ビタミンC」は水溶性。水に溶けやすいので、長い時間水にさらしたりせずに、短時間でさっと茹でるのが上手に摂るポイントになります。
今回は、そんな春の旬「生わかめ」と「菜の花」を合わせた酢みそ和えをご紹介。さっぱりとした味わいの中に、潮の香りとほのかな苦味がマッチする副菜です。
「生わかめと菜の花」の酢みそ和え

【材料2〜3人分】
・生わかめ…‥‥‥‥‥100gほど
・菜の花‥‥‥‥‥‥‥ 3〜4本
(酢みそ)
・白みそ‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
・米酢‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・きび糖‥‥‥‥‥‥‥大さじ1/2
【作り方】
1. 酢みそをの材料をボウルでよく混ぜておく。
2. 生わかめを水でよく洗い、食べやすい大きさにカットする。
3. 水を沸かした鍋に1を入れ、色がしっかりと緑になったら取り出す。水でサッと荒熱を取り、キッチンペーパー等で水気を取っておく。

4. 菜の花は1分半ほど塩ゆでしてザルにあげ、荒熱が取れたら手で絞って水気を取り、4cm幅でカットする。

4. 1.3.4をボウルでざっくりと混ぜ合わせ、お皿に盛る。

茹でわかめでも大丈夫
生わかめが手に入りにくいときは、茹でわかめを使っても良しです。菜の花とのバランスを考えて、お好みの分量で合わせてみてくださいね。
旬のわかめと菜の花を使った酢みそ和え。ぜひお試しください。
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