【たけのこ】春を告げるたけのこ!一緒に食べると栄養価がアップする意外な食材とは?


春の訪れを告げる「たけのこ」。歯切れのいい独特の歯ごたえと、春らしい爽やかな香りが特徴ですね。たけのこにはどんな栄養が含まれているがご存じでしょうか。この記事では、3月〜5月に旬を迎えるたけのこの栄養価と、一緒に食べることで栄養価がアップする組み合わせについてご紹介します。
たけのこの旬
たけのこの漢字の由来は、地上に芽を出してから一旬(10日間)で竹になるほど成長が早いことからきています。旬を迎える3月〜5月に、竹になる前の若い茎の部分である筍が店頭に並びます。

たけのこの栄養
食物繊維
腸内環境を良好にし、便秘の解消に効果的。また、血糖値の上昇を抑え、コレステロール値の吸収を抑制する働きがあります。たけのこは不溶性食物繊維が豊富です。
カリウム
塩分の排出を促して、むくみや高血圧の予防に効果的なカリウムが豊富に含まれています。生のたけのこ100gあたり520㎎含まれています。カリウムが多いことで知られているバナナは100gあたり454㎎なので、筍はバナナよりもカリウムの含有量が多いのです。
たんぱく質
筋肉や臓器の材料となり、三大栄養素の1つです。生のたけのこ100gに3.6gのたんぱく質が含まれています。卵1個には約6gのたんぱく質が含まれているので、野菜なのにたんぱく質が多いことが分かりますね。
チロシン
たけのこの節にある、白い粉のような物質の正体が「チロシン」。アミノ酸の一種でドーパミンやアドレナリンの原料になる栄養素です。ドーパミンが分泌すると脳の神経の動きは活発になり、やる気を向上させてストレス緩和の改善に繋がります。

次に、一緒に食べると効果的な組み合わせもご紹介します。
栄養アップ!たけのこと相性のいい組み合わせ3選
①たけのこ×チーズ(カルシウム)
たけのこには「シュウ酸」というえぐみや結石の原因にもなる成分が含まれています。カルシウムにはこのシュウ酸を体の中で吸収しにくくする働きがあるため、筍のようなシュウ酸を多く含む食材はカルシウムを含む食材と一緒に食べることがおすすめです。
おすすめの食べ方:たけのこのチーズ味噌焼き
たけのこを食べやすい大きさに切って、味噌、醤油、砂糖を絡めてチーズをのせてオーブンで焼いて出来上がり。
②たけのこ×わかめ(フコイダン)

たけのこに含まれる不溶性食物繊維と、わかめに含まれる水溶性食物繊維フコイダンが組み合わさると、腸内環境を整える効果が倍増します。肌荒れやくすみなどの美容トラブルの解決や便秘解消、動脈硬化のリスク軽減に繋がりやすくなりますよ。
おすすめの食べ方:若竹煮
③たけのこ×大豆(トリプトファン)
たけのこに含まれるチロシンは必須アミノ酸の1つであるトリプトファンと一緒に摂ると脳にとどけられやすくなります。やる気を出すアドレナリンや幸福感を高めてくれるドーパミンの分泌が促されます。
おすすめの食べ方:たけのこと大豆のキーマカレー

【参考】
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く