老化防止、骨粗鬆症の予防、腸内環境を整えるなど効果がすごい【大葉】の4,50代におすすめの食べ方


薬味や添え物として重宝される大葉。なかなか主役にはならない大葉ですが、実は40・50代の女性にとって、嬉しい栄養効果がたくさんあるのをご存じでしたか?ここでは、大葉の栄養やおすすめの食べ方について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
大葉の嬉しい健康効果
さわやかな香りとさっぱりした味わいが特徴の大葉ですが、栄養価も高いのをご存じでしたか?大葉はβ-カロテンやカルシウム、食物繊維、ビタミンB2などが豊富に含まれていますが、まさに40、50代の女性が嬉しい栄養がたっぷりなんです!その嬉しい健康効果を見ていきましょう。
アンチエイジング効果
大葉に含まれるβ-カロテンは、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を保つ働きがあります。また、抗酸化作用があるのも最大の特徴です!抗酸化作用は体内の酸化を抑えて、老化や肌トラブルを防ぐため、アンチエイジング効果が期待できます。
β-カロテンは油との相性が抜群のため、炒めものや揚げ物として料理するのがおすすめです。
骨粗鬆症を予防する
骨がもろくなり、骨折しやすくなる骨粗鬆症。女性ホルモンであるエストロゲンが低下すると発症しやすいため、閉経のある40、50代から注意が必要です。大葉にはカルシウムも豊富に含まれているため、骨粗鬆症の予防にはぴったりです!
腸内環境を整える
大葉は不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えることができます。腸内環境を整えると、便秘解消や免疫力アップの効果があります。ほかにも肌をきれいにしたり、老化防止など女性にとって嬉しい効果も期待できます。

おすすめの食べ方
いざ大葉を料理に使おうと思うと、薬味をして添えるほかにどうやって調理するか迷ってしまいませんか?さっぱりとした味わいが特徴の大葉は、さまざまな料理に使うことができます。おすすめの食べ方を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
細切りやみじん切りにして料理に加える
加熱しなくても使える大葉は、さまざまな料理に簡単に加えることができ、風味も一気に変わります。細切りやみじん切りにして納豆や卵焼き、ハンバーグに加えたり、豆腐や味噌汁にトッピングするのもおすすめです。
醤油漬けにする
包丁を使わずに短時間で作れる醤油漬けは、ごはんのおともにもぴったりです!しょうゆとごま油、白ごま、すりおろしたにんにくの液に大葉を漬けるだけの簡単レシピです。ごま油と一緒に摂ることで、β-カロテンを効率よく摂取することができます。
天ぷらや春巻きにする
大葉は油と一緒に摂るのがおすすめの食べ方なので、天ぷらでシンプルに食べるのもおすすめです。また、ささみとチーズ、大葉を具材にした春巻きもあります。大葉が見えるように春巻きの皮で巻くと、見た目も鮮やかになりますよ。

大葉の保存方法
買ってきた大葉を使おうと思っていたら、しなしなになっていた…なんてことはありませんか?保存方法が難しい大葉ですが、少しポイントを抑えれば日持ちを長くすることができます。
冷蔵保存の場合
コップやビンに大葉を入れ、茎のみが浸るように水を入れます。フタをして冷蔵庫の野菜室で保管すれば、2週間ほど日持ちします。水は3~4日に1回替え、フタがない場合はラップをして輪ゴムでとめましょう。
冷凍保存の場合
大葉を洗って水気を拭き取り、千切りにして冷凍用の保存容器に入れて冷凍すれば3週間ほど保存することができます。保存容器に入れるときは、葉を潰さないようにふんわりと入れるのがポイントです。
いろいろな料理に加えることができる大葉は、手軽に取り入れることができます。40、50代の人にとって嬉しい健康効果もたくさんあるので、今回紹介したおすすめの食べ方を参考にして、ぜひ日々の食事に取り入れてみてくださいね!
【参考文献】
書籍「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」 監修:白鳥早奈英、板木利隆
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