「呼吸」をもっと大切に!呼吸を深める3つのステップ
呼吸の深め方
ステップ1:呼吸に集中する
まずは楽な姿勢で座り土台を安定させ、自然な呼吸をくりかえします。呼吸に意識を向けながら外側に向きたくなる意識を少しずつ自分の内側にもどしていきましょう。無理に深めようとする必要はありません。安定してきたら自然に吸う息、吐く息の長さが長くなるのを待ちます。ポイントは余分な力を手放すこと。肩や首周りに力が入りやすい人は少し動かしてみましょう。力が抜けてくると、呼吸に集中しやすくなります。
ステップ2:呼吸と心をつなげる
柔軟でしなやかな身体を作るためには、心を柔らかく保つことが大切です。
不安や恐れがあるとつい肩に力が入り、顔も強張り呼吸も浅くなります。また、急いでいるとき、怒りを感じるときも同様です。呼吸に集中できると、同時に身体の強張りが解け、自然に心も落ち着いてきます。イライラや不安も徐々に手放せるはず。落ち着いてきたら、穏やかな呼吸と心がつながっていくのを丁寧に観察します。更に心地よさを感じられるでしょう。
ステップ3:呼吸と心と身体をつなげる
呼吸と心がつながり、穏やかな心地よさを感じたら、次は身体とつなげていきましょう。呼吸が身体の中を通る感覚を味わい、丁寧に観察します。
たとえば、鼻の内側の感覚はどうでしょうか?暖かく感じたり、涼しく感じたり、人によって、そのときによっても異なるかもしれません。徐々に胸やお腹、手足の指先にまで、意識を向けてみましょう。呼吸と心と身体がつながったとき、じっくり自分と向き合うことができたとき、きっとその心地よさは格別のものとなるでしょう。
もっと呼吸を大切にしよう
多くの人が無意識に行っている「呼吸」には生きるためだけでなく、もっとたくさんのすばらしい可能性があります。人は、柔軟な心に柔軟な肉体が存在し、健全な肉体に健全な心が宿ります。その橋渡しをしているのが呼吸です。普段はあたりまえにしていることかもしれませんが、ヨガのレッスンだけでなく、日々の暮らしの中でも呼吸をもっと大切に丁寧に行ってみましょう。呼吸をきっかけに何かが変わってくるかもしれません。
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