POSE & BODY
巻き肩&猫背を解消!ガチガチの上半身をラクにするポーズ4選
日々、何時間も続けてキーボードやデジタル機器に向かって座っていると、筋力のバランスが崩れ、ケガのリスクが増大する。また、巻き肩や猫背の原因にもなる。整形外科医であり、Bandha Yogaの設立者、レイ・ロング医学博士に、解決方法を教えてもらった。
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デスクワークがもたらす、慢性的な筋力アンバランスが不調の原因に
筋力のバランスは崩れることがある。それは、多かれ少なかれ、意識されようがされまいが、誰にでもあることだ。体のある部分には、慢性的に硬くなっている、使い過ぎの筋肉があり、別の部分には弱く、十分に使われていない筋肉がある。弱い部分を感じたときには、その原因は周囲の筋肉にあると考えるとすじが通る(ハムストリング筋が硬い? 大腿四頭筋の問題かもしれない。腰痛? コアの筋肉が弱いのかしら)。だが、スポーツ医学の分野で最近出てきた学説では、ことはそれほど単純ではないようだ。
体は全体がつながっているから、筋力のバランスが崩れると連鎖反応が起きてしまうんだ」。『The Key Muscles of Yoga』 や、『The Key Poses of Yoga』シリーズの著者であり、スポーツ医学の専門家、整形外科医であるレイ・ロング医学博士は言う。「肩から始まったアンバランスが、最終的にかかとに痛みを引き起こすこともあるんだ」。ここ一年ほど、ロング博士は、上半身と下半身を走る30ほどの筋肉のアンバランスに共通する2種類のパターン/症候群について考察するヨガのワークショップを指導している。上位交差症候群、下位交差症候群と呼ばれるこの筋肉のアンバランスは、ヨギが経験する肩、膝、腰などの痛みの大部分の原因となっている、と彼は言う。
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