呼吸をするための「筋」の働き|理学療法士がヨギに知ってほしい体のこと

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呼吸をするための「筋」の働き|理学療法士がヨギに知ってほしい体のこと

得原藍
得原藍
2019-04-15

理学療法士として活躍する得原藍さんが、ヨギに知ってほしい「体にまつわる知識」を伝える連載。今回は、ヨガとは切り離せない「呼吸するための筋」について学びます。

呼吸をするための「筋」というと、何が思い浮かびますか?

呼吸をするための筋、と聞かれたとき、どのような筋を思い浮かべるでしょう。横隔膜、腹部の腹直筋、腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋、それから肋骨の間にある内外肋間筋などが身近なところでしょうか。教科書を開くと、そのほかにも、胸鎖乳突筋や僧帽筋なども、運動したりなんらかの疾患で通常の呼吸量では足りなくなった際に使われると書いてあると思います。つまり、呼吸にはとても多くの筋が関わっています。

みなさんがヨガをされるとき、どのアーサナでも呼吸を大事にしていると思います。これは呼吸を続けるという点では日常の延長でもあるのですが、とる姿勢によって呼吸がしづらかったり、苦しかったりしませんか。先ほど、とても多くの筋が関わっている、と言いましたが、アーサナの中で呼吸をするということは、運動のためにどこかの筋を使いながら呼吸をするということですので「それぞれ筋を呼吸に使えるのか運動に使わなければならないのか」という条件が毎回変わることになります。さらに、普段呼吸で使われている部分が引き伸ばされたり、圧縮されるような形をとったりすることで呼吸に関与しづらくなっている場合もあります。

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