普通のお米がふっくら甘みが増す!一緒に炊くだけでご飯が劇的においしくなる調味料は?管理栄養士解説


毎日食べるご飯だからこそ、少しでもおいしく味わいたいですよね。実は炊飯時にちょっとした調味料を加えるだけで、いつものお米がおいしくなるんです! ご飯をおいしく炊くためのテクニックはたくさんありますが、今回は「調味料」に着目します。お米がおいしく炊ける調味料5選をご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
オリーブオイル

まずはオリーブオイル。炊きあがりのツヤと香りが格段にアップし、洋食だけでなく和食にも合うんです。コクも高まり、冷めてもご飯が硬くなりにくい点もうれしいポイントですよ。
オリーブオイルは炊飯釜にお米と水をセットしてから加えます。かき混ぜてから炊飯しましょう。分量はお米1合に対して、小さじ1/2程度がおすすめです。
みりん
みりんを加えてお米を炊くと、甘みとコクがアップ。ふっくらとツヤよく炊き上がり、いつものお米も新米のような風味が楽しめます。
みりんの分量は、お米2合に対して大さじ1杯。みりんの分量分、水を減らしたほうが炊き上がりがべちゃっとしません。
塩

炊飯の際に塩をひとつまみ加えることも、お米の甘みを引き立てふっくらと炊き上げるのに効果的。塩に含まれるミネラルが、お米の風味や食感に影響を与えている可能性があります。
このことを踏まえると、加える塩の種類はミネラルを多く含む天然塩がおすすめと言えそうです。何種類か試してみるとよいでしょう。
使用量は、米2合に対して塩ひとつまみ(小さじ1/6程度)が目安です。入れすぎると当然ながら塩辛くなってしまうので注意してくださいね。
日本酒

炊飯時に少量のお酒を加えることでも、お米がふっくらと炊き上がります。古くなったお米の臭いを取り除いてくれるため、みりんと同様に新米のようなおいしさが得られるでしょう。
炊飯時に加えるお酒の量は、米2合に対して大さじ1杯程度が目安です。基本的には、炊き上がったご飯にアルコールが残ることはありません。しかし、加えすぎるとアルコールの香りが残ってしまう可能性があるので注意してくださいね。
お酒を加えるのは、水を入れるタイミングと同じでOK。研いだお米に、お酒と水を合わせて炊飯器の内釜の目盛りまで加えましょう。
はちみつ
意外に思われるかもしれませんが、はちみつもご飯をおいしくする調味料の一つです。はちみつに含まれる栄養素の主体は糖質。糖質には保水性があるため、ご飯はふっくらと炊き上がり、冷めても硬くなりにくいと考えられます。もちろん、お米の甘みもアップしますよ。
加える分量は、お米2合に対して小さじ1杯程度が目安です。
まとめ
今回ご紹介した調味料を自分の好みに合わせて使い分けることで、食卓に欠かせないご飯をよりおいしく食べられるでしょう。調味料以外にも、お米がおいしく炊けるちょっとした工夫があるようですよ。
「これだ!」という方法を見つけて、毎日のご飯をおいしくいただきましょう。
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