肩こりの人は脇が硬い?いますぐ肩こりを楽にする簡単脇ほぐしのやり方

 肩こりの人は脇が硬い?いますぐ肩こりを楽にする簡単脇ほぐしのやり方
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2021-01-08

パソコンやスマホを使う時間が増えている現代人は、猫背になりやすく、姿勢の悪さから肩こりに悩む人も多いはず。肩こり解消のため、マッサージに通う人もいるでしょう。でも、実は自分でもできる簡単で効果的な方法があります。ポイントは「肩」をほぐすのではなくワキ(脇)をほぐして詰まりを解消することです!自分でやっても手が疲れず楽にできるので、ぜひ試してみませんか?

広告

脇をほぐすメリット

肩こりは、同じ姿勢が続き、肩や肩甲骨まわりの緊張が続くことや、脇や体側を伸ばす動きが減る、いわゆる運動不足が原因のひとつです。特に脇は、リンパ・血管・筋肉・神経など、たくさん集まっている部分。そのため、脇をほぐすだけでも肩、背中、腰など、全身の巡りが整い、滞りが改善されやすいのです。肩こり解消に繋がる具体的なメリットを挙げてみましょう。

1.肩甲骨の動きがよくなる

肩こりは、肩の筋肉だけが強ばって起こるものではありません。肩甲骨の動きが鈍くなることで悪化することも…。脇の筋肉は肩甲骨に繋がっているため、ほぐすことで肩甲骨が動きやすくなり、肩の緊張も解けるようなるのです。肩甲骨を自分でほぐすのは難しいけれど、脇なら手が届くので、自分でも手軽にできますよね!

2.リンパや血液の流れがよくなる

脇の下には、老廃物を流し出すリンパ節や多くの血管があります。そのため、脇をほぐすことで、リンパの流れや血流をよくすることが可能。老廃物や疲労物質を溜めにくく、血行も良くなるため、肩こりが楽になるのです。

肩こりを楽にする脇ほぐしのやり方

1.脇の前側をほぐす

親指を前に、残り4本の指を脇の下に挟むようにして、指の腹全体で脇の前側(胸側)の筋肉を掴みます。位置を変えながらまんべんなく揉みほぐしましょう。

2.脇の後ろ側をほぐす

親指を脇の下に挟むようにして、残り4本の指の腹全体で脇の後ろ(背中側)の筋肉を掴みます。位置を変えながらまんべんなく揉みほぐしましょう。

3.脇を掴んで腕を回す

脇を掴んで腕を回す
脇を掴んでほぐしながら行う腕回し/IllustAC

1のように脇の前側を手で掴み、リンパを刺激しながら、なるべく大きな円を描くように腕を回します。肘は曲げても伸ばしてもOK!前後10回程度を目安にやってみて!

※腕を回す動きがキツい場合、腕をだら~んと下ろし、前後に振るだけでもいいでしょう。

脇を掴んで腕を前後に揺らす
脇を掴んでほぐしながら行う腕振りし/IllustAC

毎日の習慣に!

いかがでしたか?今回紹介した脇を揉みほぐすセルフケアは、デリケートな部分だけに、自分でしかできない方法かもしれません。人に頼らず簡単にできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみませんか?続けていくうちに、脇のこりや詰まりが和らいでくると同時に、肩こりも楽になってくるはずです。肩こりが気になる人は、早速今日から取り入れてみて!

ライター/須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガリストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

Instagram:@reiyoga.reikosudo

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

脇を掴んで腕を回す
脇を掴んで腕を前後に揺らす