【生理中の選択肢を増やしたい…】3児の母でもある開発者に聞く、使い捨て「月経ディスク」誕生秘話

 【生理中の選択肢を増やしたい…】3児の母でもある開発者に聞く、使い捨て「月経ディスク」誕生秘話
photo by Momoko Mukaiさん
竹田歩未
竹田歩未
2024-01-14
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頼れるものは全部頼る!意外なメリットも?

ーーーお仕事と育児を両立するのは大変なことも多いと思いますが、周りの人にどのように頼っていますか?

向井さん:頼れるところは全部頼ります。そして、やらなくていいことは極力省く。洗濯は数日分をまとめて、乾燥機を使って時短で済ませる。ご飯も1週間分を一気に作るし、基本的には無理だと思った時は作らない。食事のデリバリーもよく利用しますし、買い出しもあまり行かなくていいように定期便を頼んでいます。子どもが食べるお菓子は、なるべくオーガニックのものを選んで、食事で摂りきれない栄養を多少補えたらと考えてます。保育園も、今は長時間預けるようになりました。

けれど最初は心配でした。ちゃんと栄養面を考えて食べさせないといけないとか、保育園に預けすぎると可哀想かなと思ったこともありますが、最近では、子どももその生活に慣れてきたのか、保育園にいつもより早く迎えに行くともっと遊びたかったと言われることもあります。なので、家事や子育てに関してはあまりこだわりを持たないように、その日その日で乗り越えています。

うちは旦那の協力が手厚くて、子どもたちのお弁当や保育園の送り迎えをやってくれています。妊娠中は思うように動けないことも多かったので、任せられる部分はなるべく任せるようにしていました。逆に考えると、自分であれもこれもやりすぎてたら旦那もやらないままだったのかもしれません。

ーーー向井さんが月経ディスクを販売される前、旦那様の様子はどうでしたか?

向井さん:以前はわたしが率先して家事や子育てをやることが多かったので、旦那もあまりやる必要がなかったように思います。わたしがやらなくなってから自然とやってくれるようになりましたね。

ーーーそうなんですね。個人的に、人に頼ることは難しいと感じるので勉強になります。

向井さん:自分から頼った方が周りも嬉しいと思いますよ。例えばわたしの母親は、何をしてほしいのか具体的に伝えた方が手伝いやすくなると言っていました。「今日は洗濯物が何回分あるから、畳むところまでして欲しい」というように、かなり細かい部分まで伝えるようにしています。

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竹田歩未

竹田歩未

ライター/中国語翻訳。大学在学中に場所や時間に縛られない働き方に興味を持つ。卒業後の2022年〜ライターとして活動しながら念願の台湾留学を実現。Instagram「フェムテクラブ|フェムテック・フェムケアグッズ」を運営。SNS:Ayumi Takeda @ayumin_tkd フェムテクラブ @femteclub



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