「キャット&カウポーズで手首が痛い…」原因別手首の痛み解消法とポーズの軽減法
原因別キャット&カウポーズで手首の痛みを解消する方法
手首の痛みを解消してキャット&カウポーズを快適に行う方法を紹介します。大きなケガをしないためにもチェックしておきましょう。
1.重心のかけすぎを解消!体の乗せ方を見直そう
手首に重心が乗りすぎてしまう場合は、前後左右に身体を揺らしながら、まんべんなく分散する位置を探してみましょう。点で支えるのではなく広い面で支えるようなイメージをしてみて!
2.軸の弱さを解消!インナーマッスルを強くしよう
お腹の力が抜けやすい場合は、姿勢を保つためのインナーマッスルを強くすることが大切!腹筋や背筋も使うようにして身体を支えましょう。重力で下がるお腹や内臓を引き上げる意識ができると、気になるポッコリお腹にも変化が出てきますよ。
3.手首の硬さを解消!柔らかくほぐそう
手首や腕の硬さを感じる場合は、ヨガをする前に十分なウォームアップを心がけましょう。手首を回す、腕のストレッチをするなど、いつもよりじっくりと丁寧に行います。狭くなった可動域が広がると、ケガの予防にもなります。また、パソコンを長く使う時には、手首が曲がった状態にならないように、手首の下にタオルを丸めて置くなど、ハンドレストを使うのもおすすめです。ヨガをする時だけでなく普段から手首に負担をかけないように注意しましょう。
4.手首の違和感を解消!角度を調節しよう
いろいろ試してみてもまだ違和感が残る場合は、手首の角度を緩めて、ポーズを取ってみましょう。マットを先端から折り畳み、手首の付け根部分を乗せます。指先は床に下ろした状態で四つ這いへ。マットを畳む代わりにタオルやブランケットを敷いてもいいでしょう。手首の角度を変えることで負担が減り、楽になるはずです。
5.なくならない痛みを解消!四つ這いをやめよう
どうしても手首に痛みが気になる場合は、四つ這いの姿勢をやめてみましょう。キャットカウポーズは背骨を動かすポーズです。必ずしも四つ這いでやる必要はありません。体勢を変えてやるのも一つの選択肢です。たとえば、あぐらや正座で行う、肘が肩の下に来るように四つ這いから上腕全体を床につけた体勢で行うなど、いろいろ試してみましょう。体勢が変わると背骨の動き方にも変化が生まれ、四つ這いでは動きにくい部分が動かせたり、意識できなかったところまで目を向けることができたり、新鮮な気づきがあるかもしれません。
最後に
ヨガは痛みと戦いながら頑張るものではありません。ケガや不調がある場合には、無理をせずお休みすること。自分の身体と向き合いながら時にはやめる選択をすることをも必要です。自分を大切にする、それもヨガなのですから…。
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
Instagram:@reiyoga.reikosudo
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