ヨガでメンテナンスが可能?自分で自分を癒す2つの陰(静)のヨガ

 ヨガでメンテナンスが可能?自分で自分を癒す2つの陰(静)のヨガ
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須藤玲子
須藤玲子
2020-03-26
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陰ヨガの特徴

陰ヨガは古代中国で生まれた「陰陽五行説」を元に、体内をめぐる経絡を意識し、流れをスムーズにすることで体と心を整えるヨガ。3分から5分を目安にポーズをキープして、筋膜、筋肉、体の深層部にアプローチします。快適に行うためにプロップスを使用することもありますが、脱力ではなく最低限の筋肉を使って身体を支え続けます。また、緩めたい部分をターゲットにしてポーズを深めますが、繋がっている筋肉全体を緩めていくので、結果的に全身の柔軟性が高まります。体内の巡りがよくなるので、むくみや冷えが気になる人にもおすすめです。

リストラティブヨガの特徴

リストラティブヨガは「restore=元に戻る」が語源になったヨガ。ブロック、ボルスターブランケットなど、プロップスと言われる道具に身を委ねるヨガで、自分の筋肉で身体を支えることはしません。ポーズをキープして、脱力の心地よさを味わいながら心身を休めます。体と心の緊張が解けることで、本来の柔らかさを取り戻します。リストラティブヨガは10分から20分程度を目安に、陰ヨガよりも更に長くポーズをキープし、じっくりと自分と向き合います。

陰(静)のヨガを快適に楽しむポイント

陰ヨガリストラティブヨガも、ひとつのポーズを長くキープします。ヨガ本来の目的である快適さを失わず、楽しむためにはどんなことに意識をすればいいのでしょうか?ポイントは6つです。

1.快適なところを探してポーズのバリエーションをとりいれる

2.体勢を変えてみても快適でないと感じた場合はポーズから抜け出す

3.時間はあくまでも目安。その日の自分に合わせてキープ時間を調節する

4.体だけでなく、自分の心の声を聴く

5.慌てずゆっくりポーズから抜け出す

6.ポーズから抜けた後の余韻を大切にする

決して我慢比べにならないように、無理をせず、ゆったりと静かな時間を楽しみましょう!

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