アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【個性的なメンバー編#27】
アラフォー体ガチガチのヨガ初心者、本田ゆうすけさんが本場インドでRYT500を取得するまでの波乱万丈!?エピソードをお届けする人気連載。今回は、RYT500の合宿中に出会った、個性的な人々を紹介。国の違い、文化の違い、ヨガの違い…。ゆうすけ観点で振り返ります!
ヨガも人それぞれ!
RYT500合宿では、RYT200の時よりもさらに深くヨガのことを学びます。前回、前々回では、ハタヨガについての学びをお話させて頂きました。伝統的なヨガから現代に至るまで、数多くのヨガがあり、流派があります。
「〇〇ヨガはお経を唱えるからやめた方がいいよ」とか「本当のヨガはアーサナなんかしないよ」といったように、他の人のヨガを批判・批評する声もたまに聞きます。じゃあ正しいヨガってなんなの?という話ですが、ヨガの全てを知っている人なんていないのではないでしょうか。悟りを得たとされる人たちも、それぞれが異なる方法でその境地に達したと思われます。
おそらく、人の数だけヨガはあります。自分にあったスタイルで、バランスよく実践し、何か良いことが得られればそれでよいと思います。合宿中も、いろんな人と出会い、いろんな考え方に出会いました。今回は、その中の何人かをご紹介!
インドに来る人みな個性的?
ある日曜日。ヨガがお休みの日も、ホテルの屋上から海を眺めるのが毎朝の日課。この日も6:30頃に屋上に向かうと、二つの人影が。この時期、RYT200とRYT500が同時開催されており、RYT200の合宿にはご夫婦で参加しているメンバーもいました。そのお二人が朝日を浴びながら、インドで習った太陽礼拝をしていたのです。
たまに顔を見合わせながら、動きを合わせて行う様子は、とても微笑ましい光景でした!日本にいる時より夫婦の会話も増えたとのことで、ヨガを通じてコミュニケーションが深まったようです。帰国後は夫婦でゲストハウスを開き、ヨガも取り入れていきたいそう。とっても素敵ですね!一抹の不安は、旦那さんが少年のように無邪気すぎること。なんにでも好奇心をもって目をキラキラし始めるため、次から次へとやりたいことと欲しいものが増えていきます。奥さん、頑張れ!
その他のヨガメンバーも個性派揃い。パソコン1つで世界を旅するノマドワーカー。インドの神様大好きで、クリシュナ神ラブなスピリチュアル系女子。輪廻転生などの話になると頭痛と吐き気を催す、現実主義の看護師さん…。ヨガが行われるのは、世界中からバックパッカーが集まる‟サンタナロッジ”。ヨガメンバー以外にも多くの旅人が滞在しており、その面々もまたクセの強い人ばかり。いろんな世界や文化を見てきた人のお話はすごく興味深く、当たり前が当たり前で通じないことがよくわかります。
そういった個人の「当たり前」や「思い込み」によって作られる自我。ヨガではアハンカーラと呼ばれたりしますが、時にエゴにつながったり、自分を苦しめることもあります。まずは、「人は違って当たり前」なことを受け入れていきたいなぁと思います。
とはいえ、クセの強すぎる人も多いこの場所。朝から晩まで酒を飲み続ける人、ほとんどの歯が抜けている人、ここでは書けないような諸々もあります。刺激的な誘惑に影響されすぎず、しっかりと自分をもつこともまた大事です(笑)。
海外参加者ももちろん…
さて、ヨガメンバーに話を戻すと、日本人以外の参加者もいました。
旅行中にたまたまここのヨガを受け、ヨガが好きになったという、インド人のギータ―さん。彼女はその後2週間ほど、朝ヨガ等に参加をしました。年齢は50代、足も悪いので無理はできないのですが、いつも一生懸命にアーサナをとっといたのが印象的。きついポーズの時には「オーマイガッ」と思わずつぶやくのが癖(笑)。
ノルウェー人のリサは、自身のアパレルブランドを立ち上げ、ヨガスタジオを主宰する一方で、格闘家としての顔も持つアクティブな人!RYT500のカリキュラムを1か月ほど一緒に受けました。同期間で参加していたのが、イタリア人の二人。正確には、イタリア出身でヒンドゥー教に改宗、インドに帰化したという二人。50代のお茶目な男性アルフォンソと、その弟子(?)で笑顔がキュートな女の子、ミカ。
彼らと過ごしていて思ったのは、外国人の主張の強さと日本人の生真面目さ。(^^;
ヨガセラピーの授業中、先生が見本を見せる傍らで、「俺はタイ式マッサージができるんだぜ」と得意げにマッサージを披露し始めるアルフォンソ。「私のスタジオで使っているスプレーよ!どう??」と、急にアロマスプレーを周囲にまき散らすリサ。アーサナの練習中も、ほぼほぼ途中で疲れてブッダのようなスタイルで寝ながら見守るアルフォンソ。自身がプロデュースしたヨガウェアを半ば強制的にヨガメンバーに着用させ、撮影会を始めるリサ。
アーサナ練習に飽きて、自分の好きなマントラを歌い始め、周りも巻き込んでマントラの会にしてしまうアルフォンソ。自分が得意なアーサナの時だけ、ドヤ顔で決めるアルフォンソ。先生ぶって、他の生徒へ指導を始めるアルフォンソ。
うーん、振り返ってみると、アルフォンソが特に主張が強いのか?(笑)憎めないキャラクターなので、みんな「まぁいっか」と流してしまいます。アルフォンソをフォローするわけではないですが…仕事や人間関係に縛られてストレスを感じ、ヨガで癒しを得るはずが、いつのまにか「こうしなくちゃ!」とヨガにも縛られていた、なんてこともあります。嫌にならない程度に気楽にヨガを楽しみたいですね。
愛に気づき示すためのヨガとは
ちなみにアルフォンソには、先生への敬意や規則正しい生活習慣と食生活など、見習う点も多々あります。彼が改宗することになったきっかけでもあり、実践しているのが、バクティヨガ。神に信愛を捧げる形が多いため、誤解を恐れずに言えば、ヨガの中でも一番宗教っぽいものでもあります。特定の神様を持たないからこそ、ヨガが宗教ではないという論理の一方で、バクティヨガでは特定の神様に祈りを捧げることもあります。バガヴァッド・ギータ―というヒンドゥーの叙事詩をもとに発展しているため、その要素も色濃くなっています。
その是非はさておき、根っこにあるのは「愛」。個人的な見解にもなってしまうのですが、祈る相手は神様でもそうじゃなくてもよいのだと思います。自然の美しさを目にしたときに湧いてくる感動、家族や恋人、心に響くもの。自分の中にも、外側にもあるものを感じ、繋がりを感じていくこと。自分自身にも感謝をし、他の人にも優しさで接する。それを表す言葉の一つが、「Namaste(ナマステ)」。これは、相手の中の神様=愛に敬意を表す意味があります。もともと持っている愛情に気づき、満たされていくのがバクティヨガ(あくまでも個人的見解です)。
さて、そんなバクティヨガを体感する機会が、アルフォンソ君によりもたらされました。次回は愛のヨガであるバクティヨガ、その圧倒的体験をご紹介します。
それではまた。NAMASTE!!
本田ゆうすけ
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