何をしたいか、やりたいことがわからない…|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

何をしたいか、やりたいことがわからない…|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2019-01-06

ヨガジャーナル本誌で『漫画で読むヨガ哲学』を監修している谷戸康洋先生が、悩めるヨギに向けて送る“ヨガ哲学の処方箋”。連載形式で、ヨガ哲学の学びから考える、こころのメンテナンス法を学びます。今回は、「何をしたいか、やりたいことがわからない…」という悩みに向き合います。

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「今現在、仕事もしているし、不満もないけれど、この先何をしたいのかわからない」
「特別に好きなこともなく、やりたいことがわからない」

こういった考えに陥ってしまうと、自己批判がはじまったり、他人が羨ましくなってしまいます。やりたいことがあることは良いことですが、やりたいことがないことも決して悪いことではありません。柔軟に考えれば、何でも選ぶことができます。やりたいことを決めている方が、方向転換ができず辛いこともあります。選り好みせず、何でもできることも、与えられた柔軟性ですし、その才能をいかして、いろいろ挑戦し、経験することも大事だと思います。

仕事で何をしたいか、無理に探す必要もありません。買い物や、仕事後の友達付き合い、家族の時間が好きでしたら、それがその人のやりたいことです。
趣味も友達付き合いも、経済のため、人のために何らかの役に必ず立っています。

何がしたいかが仕事で見つからなくても落ち込まず、好きな趣味を全力で楽しみましょう。
趣味を楽しもうとするために、仕事の効率が上がります。もしかしたら給料も上がるかもしれません(笑)。

更に大事なことは、今行なっていることを見直すことです。
慣れてくると、ついつい不満が出てきてしまい、良い面が見えなくなってきます。
慣れてきたときほど、良い面を探す実践をしてみてはいかがでしょうか?

不満があったとしても、今の仕事を辞めずにいることも、今自分が選んでいることです。
現状が変えられないのだとしたら、良い面を探すゲームを自分の中でしてみましょう。

良い面が見えてくると感謝が生まれ、人の気持ちも見えてきます。
特別に好きなことや、やりたいことができていなくても、今していることが、実は自分の天職かもしれません。

やりたいことができている人でも、辛いことや、苦労もあります。
やりたいことが見つからず、目標が立てれなかったら、起きていない「未来」に意識を向けて心配しすぎないようにして、「今」ここにある幸せに意識を向けて日々を楽しみましょう。

教えてくれたのは…
谷戸康洋先生
器械体操でインターハイ、国体に出場した経験を持つ。2006年、whitebirch yoga groupを設立し、2012年に自身のスタジオ「fika」を山梨県にオープン。全国のイベントやワークショップでも指導を行う。ヨガジャーナル日本版連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。
 

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