不安・心配ごとが多く気持ちが休まらない...|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

 不安・心配ごとが多く気持ちが休まらない...|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2019-01-18

ヨガジャーナル本誌で『漫画で読むヨガ哲学』を監修している谷戸康洋先生が、悩めるヨギに向けて送る“ヨガ哲学の処方箋”。連載形式で、ヨガ哲学の学びから考える、こころのメンテナンス法を学びます。今回は、「心配ごとが多く気持ちが休まらない…」という悩みに向き合います。

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不安・心配の根底にあるものとは

体のこと、家族のこと、お金のこと、人間関係、他人からの言葉などなど、不安や心配になることは少なからずあると思います。不安や心配することで、対策を立てることができ、スムーズに対応できることもあります。事前に対策を立てずに、「こんなことが起きたらどうしよう?」と不安になっていたら、想定できていることは対応しておくことで、安心できます。

しかし、事前に対策を立てて対応していても、「想定外のことが起きたらどうしよう?」「対策を立てたことが現実になったらどうしよう?」と悩んでいたら、心は休まりません。予想外のことも起きるので、対策していて、まだ不安になっていたら、不安や心配することが癖になっているかもしれません。

「他人にこんなことを言われていたらどうしよう?」「他の人と違うことをしていたらどうしよう?」「認められなかったらどうしよう?」「体が治らなかったらどうしよう?」「息子・娘が結婚しなかったら?」「一週間後地震がきたらどうしよう?」などなど、自分のこと・他人のこと・自然のこと、コントロールできないことまで不安・心配になっていませんか?

 不安・心配の根底には「不信」が考えられるかもしれません。

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