今日からできる!人生がうまく回りだす5つの行動
自分の人生が変わり、世界が変わること。それはなにも、難しいことではない。大事なことは、自分を愛すること、そして、ポジティブな行動や思考を習慣化すること。瞑想やヨガ哲学の世界的な指導者で『Meditation for the Love of It 』の著者としても知られるサリー・ケンプトンに、人生を変えるための5つの行動を教えてもらった。
1.ポジティブな目標を立てて一日を始めよう
「周囲の人の生活のためになることをする」「会った人みんなに100%の意識を向ける」「自然のなかで過ごす時間がとれるよう、仕事は効率よく片づける」というようなことだ。自分の目標が、一日をどう導いていくのかに注目しよう。
2.動機を明確にしよう
ポジティブなカルマ(宿命)を生み出す鍵は、ポジティブな動機を持って行動すること。 たとえば、誰かを批判しそうになったら、 それはなぜかを考えてみよう。自分のなかに羨みの気持ちや、独善的なものがあるようなら、何も言わないか、批判するかわりに褒め言葉を口にしよう。
3.他人のために何かをしよう
ある種の行動や思考は、ポジティブなサムスカーラを生み出し、その結果としてポジティブな人生経験をもたらす。1週間毎日、思いやりのある行いをすると決めてみよう。カフェラテを1杯我慢して、チャリティに寄付するための貯金に回す。職場の誰にも相手にされない人とランチに行く。道路の脇に落ちているゴミを拾う。リサイクルをする。投票をする、候補者のために何かをする。炊き出しに参加する。一日の終わりには、自分が何をしたか、どう感じたかを日記に書き記しておこう。
4.悪い習慣をやめよう
ちょっとした習慣を改めるだけでカルマのパターンが変わり、人生にかすかだが重大な変化が起きることもある。1週間の間、自分を甘やかす非生産的な習慣のひとつに屈しないと決めてみよう。まずは、比較的シンプルなものから始めるようにする。たとえば、起きてプラクティスをするのではなく、アラームを止めてしまおうと手を伸ばす、その瞬間の心の状態に注目してみる。そこで、ベッドから出てヨガマットを敷く、というような、別の選択をしてみよう。自分の習慣と向き合うときには、自分自身に思いやりを持つように。うまくいかなくても自分を許し、次にもう一度試みるようにしよう。
5.捧げる心を持とう
ネガティブなカルマのパターンの根源には、ほとんどの場合何らかの利己的な心がある。捧げるというプラクティスが、 この性質の対策のひとつだ。何かポジティブなことをしたときには、一瞬の間、心の内でそれをほかの人のために捧げよう。すると、自分の行為が有益なモチベーションと確かに結びつく。これは、自分自身と自分を取り巻く世界のためにポジティブなサムスカーラを生み出す、最も有効な方法のひとつだ。
ライター
サリー・ケンプトンは、世界各国で知られる瞑想やヨガ哲学の指導者であり、『Meditation for the Love of It 』の著者。
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