豪ヨガカップルに聞く「愛に満ちた結婚生活」を長続きさせる方法
オーストラリアに住むヨガインストラクターの夫婦に、お互いがヨガとマインドフルネスを長年続けるなかで、彼らのパートナーとしての関係性がどのように花ひらいていったのか、話を聞いた。
もっとマインドフルな結婚生活を送れたらどうだろう? シドニー在住のカップル、ハリーとブライオニーは、ふたりともヨガを実践し、また教えてもいる。そのことが、彼らの仕事や関係性にとって、良いときも悪いときも導きの糸として役立ってくれているという。オーストラリアにあるヨガスタジオであり、ホールフーズカフェも併設している「Egg of the Universe」のオーナーであるふたりに、彼らが精神的成長にかける情熱や、お互いへの尊敬、夢の実現について、ヨガジャーナル・オーストラリア版のジェシカ・ハンフリーズがインタビューをした。
私がはじめてハリーとブライオニーに会ったのは、私が講師養成講座を修了しかけていた6年前のこと。そのときすでに、彼らはマインドフルな結婚を創り出していた。私はそのことに強い感銘を受け、その当時、彼らに憧れを持ったのを覚えている。お互いの間のやりとりでも、子供たちとのやりとりでも、二人は終始リラックスした様子だった。まだ家族になって日が浅かったのもあり、若さのもたらす特別な時間の心地よさにどっぷりと浸かっていた。しかも彼らは、その過程を「ヨガ的に」過ごしていたのだ。私たちの2度目の邂逅は、ごく最近のことで、私がシドニーのロゼルにある彼らの素晴らしいスタジオ Egg of the Universe を訪ねた時だった。私たちは、ひとクラス分、一緒にプラクティスをした。そこは雰囲気のある2階の広い練習場だった。終わった後、スタジオ併設のカフェですてきな食事を楽しんだ。私たちは、ランチをそれぞれに楽しむ生き生きとした様子のヨギたちに混じって庭に腰を下ろし、愛や人生について、ヨガについて、その間にあるほかのすべてについて、ざっくばらんに話をした。このふたりの出合いは、20年前にさかのぼる。オーストラリア人のブライオニーが、ハリーの故郷であるイギリスに旅行をしていたとき、ロンドンで共通の友人と一緒の夕食の席で会ったのが初対面だったという。彼らはすぐに意気投合し、それ以来、人生をともにするようになった。ふたりともヨガを実践し、また人に教えもする。起ち上げたビジネスの忙しさのさなかでも、愛にあふれた結びつきや、マインドフルな結婚生活がとぎれず続いたのは、ヨガのおかげだった。
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