POSE & BODY
性科学者が提唱|セックスをもっと味わえる。「セクシャルエナジー」を高めるヨガポーズ
性科学者でヨガ指導者でもあるララ・ケイトン。彼女が提唱する、セクシャルエナジーを高めるシークエンスを紹介する。
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プラーナとは生命エネルギーである。生きていることを感じる感覚好奇心のきらめき、探求心の根源、誰かと交わろうと自身を突き動かす力と言ってもいい。だから、性的エネルギーと同義であるというのも当然である。しかし、私たちのセクシュアリティというのは、単なる生殖の原動力や性的享楽を求める力を超えて、大切なパートナーとも自分の周囲の世界とも情熱的な恋愛関係を結びたいと思わせ、そういう方向に駆り立てるものでもある。性的エネルギーは意図すれば、総合的な健康を増進させるのに役立つように導くことができる。
紹介する2つのシークエンスは、古い道教と密教で実践されていたエネルギーの練習と現代科学の知見を踏まえて考案したものだ。このシークエンスでは、骨盤内にある臓器(結腸、膀胱、直腸、生殖器官など)に、エネルギーと酸素が豊富な血液が送られる。性的興奮には循環の改善が求められ、循環が改善されれば、臓器の組織の損傷が治癒し、強化される。さらに、ムーラーダーラ(ルート)・チャクラ(ダイナミックな骨盤底)に意識をもっていくと、性的幸福とのつながりが刺激される。必要に応じて、ふたつのシークエンスを組み合わせたり、個別に練習してみよう。
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