「私にはできない、と諦めてしまう…」|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

 「私にはできない、と諦めてしまう…」|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2018-12-02
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可能性のことをサンスクリット語でシャクティと言い、女性名詞の単語なのでシャクティは可能性の女神として讃えられます。何でもできる無限の可能性が私たちには与えられているのですが、その可能性を無くしてしまっているのは実は自分自身です。「できない」「無理」と思った瞬間に、思考は「上達・達成」するための道筋を考えることすら始めません。
できないという思い込みが多いと思考というスーパーコンピューターは働きを休止し、シャクティとして現れている女神も力を発揮することができなくなってしまいます。

自分が達成したいこと、好きなこと、興味があること、目標を「できない」「無理」と思っていませんか?
やりたいけどできないと思っていて、色々な理由がある場合、実は本当はそこまでやりたい訳ではないかもしれませんし、やらない理由を探しているだけかもしれません。

ヨガ哲学の処方箋
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「できる」前提で考えると思考は働き、「できない」前提で考えると思考は働く必要がないのでサボります。
本当に達成したことは1%以下でも可能性があれば「できる」のです。できると思っていると思考は達成するための道筋を考え、アンテナを張り情報をキャッチしてくれます。そしてどんな理由も解決してくれるアイデアをちゃんと与えてくれます。そのためには行動も大事です。「できる」という思い込みから始めて、目標を達成していくために「できない」という思い込みを、どうやったら「できる」になるかを考え、行動し、できてしまう癖を小さなことから身につけていきましょう。

シャクティという可能性の女神といつでも仲良くできますように。

教えてくれたのは…
谷戸康洋先生
器械体操でインターハイ、国体に出場した経験を持つ。2006年、whitebirch yoga groupを設立し、2012年に自身のスタジオ「fika」を山梨県にオープン。全国のイベントやワークショップでも指導を行う。ヨガジャーナル日本版連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。

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