YOGA PEDIA|バーラドヴァージャーサナⅡからトーラーサナへのステップ

 YOGA PEDIA|バーラドヴァージャーサナⅡからトーラーサナへのステップ
Ian Spanier
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トーラーサナのための3つのの準備ポーズ

股関節とハムストリングをゆるめ、背骨を柔軟にし、体幹芯部への血流を増やそう。

1.バッダコナーサナ(合せきのポーズのバリエーション)

ポーズの効果:股関節、鼠蹊部、膝を柔軟にする。腹部の臓器に血液を送る。背骨を十分に伸ばす。静かに座る良い機会となる。

バッダコナーサナ
バッダコナーサナ/Photo by Ian Spanier

やり方

壁を背にしてダンダーサナで座る。脚の力を抜いて、手を膝の内側におく。両脚を外側に曲げて、足裏を合わせる。足首を鼠蹊部のほうに引く。ここで2 ~ 3回呼吸する。両足の間にブロックの狭い面をおき、かかとをブロックに押しあてる(開脚を深めるには、ブロックの広い面を利用する)。鼠蹊部をゆるめて、膝を両側に開く。この姿勢を1分間保ったら、ブロックを外してダンダーサナに戻り、2 ~ 3回呼吸する間ポーズの効果を観察する。

 

2.ジャーヌシールシャーサナ(頭を膝につけるポーズ)

ポーズの効果:ハムストリングをゆるめる。背骨に可動性を生む。股関節、鼠蹊部、膝を柔軟にする。呼吸によって心を鎮める。

ジャーヌシールシャーサナ
ジャーヌシールシャーサナ/Photo by Ian Spanier

やり方

ダンダーサナで座る。右手を右膝の内側にあてて、右膝を外側に曲げる。右足のかかとを右鼠蹊部にあてて、左脚の下に押し込む。息を吸いながら両腕を上に伸ばし、息を吐きながら前屈して足の両側をつかむ。ベルトを利用してもよい。腹部と胸部を引き上げ、息を吐きながら肘を曲げる。まず腹部を左脚のほうに下げ、次に胸部を下げ、最後に額を左脚にのせる。可能ならば、右手で左手首をつかむ。30秒~ 1分間この姿勢を保つ。ダンダーサナに戻り、反対側も行う。

 

3.アルダバッダパドマパスチモッターナーサナ(半蓮華座で西側を強く伸ばすポーズ)

ポーズの効果:背骨、股関節、鼠蹊部、膝を柔軟にする。心を鎮める。腹部への血流を増やす。

アルダバッダパドマ パスチモッターナーサナ
アルダバッダパドマパスチモッターナーサナ/Photo by Ian Spanier

やり方

ダンダーサナで座る。右手を右膝の内側にあてて、右膝を外側に曲げる。上体を前傾させ、右足を左股関節にのせてアルダパドマーサナ(半蓮華座)を組む。息を吸いながら、両腕を上に伸ばし、息を吐きながら前屈する。左足の両側をつかむか、ベルトを利用する。腹部をかかとにのせ、胸部と頭部を前方に出して左脚にのせる。可能ならば、右手で左手首をつかむ。30秒~ 1分間この姿勢を保つ。ダンダーサナに戻り、反対側も行う。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Ian Spanier
Model by Koren Paalman
Styling by Matthew Peridis
Hair&make-up by Laura Dee Shelley
Translation by Setsuko Mori
yoga Journal日本版Vol.55掲載



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