人気インスタグラマーしょ〜こ @shosworksが感じる、東京⇔京都 二拠点生活の魅力とは？

今回、お話を伺った二拠点生活者は、東京と京都で二拠点生活を送るインスタグラマーのしょ〜こさん（@shosworks）。インテリア雑誌のライター＆編集者を経て、「古い団地をサンクチュアリに」をテーマに、インスタグラムで暮らしについての発信がウケ、現在はフォロワー数22万人を抱える人気インスタグラマーとして活動しています。住み慣れた京都に加えて、憧れだった東京での生活で日々感じることについてお伺いしました。しょ〜こさんの二拠点生活に迫ります。

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〈プロフィール〉しょ〜こ
フリーランスでインテリア雑誌のライター＆編集者として20年活動したのち、インスタグラマーとして活動。著書「不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす　自分、おかえり！」（主婦の友社）、「55歳、小さなひとり暮らし～ワクワク、身軽に、気の向く方へ 」（大和書房）。Instagram：@shosworks

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二拠点生活で困ったこと、大変なこととは？

– 二拠点生活で困ったことは、これまでにありましたか？

しょ〜こさん: 最初のうちは、宅急便の受け取りにすごく困りました。受け取れずに玄関前に放置されたままになってしまったり、 結局受け取れず戻されちゃったりとか。家に帰ってポストを見たら、不在通知が5枚も6枚もなっていることもざらにありました。そう言えば、東京で届くのを待っていたら、京都に届いてしまったことがあって、それが結構早急で必要なものだったので、急いで買いに走ったこともありましたね。そういうのが続いて、今は慎重に日時指定をするようにしています。

– しょ〜こさんのInstagramを拝見していると、お掃除をしっかりやれているイメージがあるのですが、一定期間お家をあけることで掃除が大変になるということはありませんか？

しょ〜こさん: 空いている期間があるから大変だというわけではなく、東京の家は一軒家のため、京都に比べて掃除が大変だと思うことはあります。そこまで広くはないんですけど、2階建てなので、行き来しながら掃除しないといけないですし。あと古民家なので掃除してもきれいに見えなかったり（笑）虫が出たりすることもあるので、それは困りますね。小さな庭がついているので。

– 庭のメンテナンスなどもしないといけないですよね。

しょ〜こさん: そうなんです。特に、我が家は落ち葉がすごく多いんです。自分の家の木から落ちる葉っぱもあるのですが、家の隣が学校なので、イチョウの葉っぱとかがめちゃくちゃ落ちてくるんですよね。それは、本当に大変です。

 

– ということは、庭に時間をかけることが多そうですね。

しょ〜こさん: 住み始めた最初の頃は楽しんでやっていたのですが、いつの間にか「これキリないわ」と思うようになりました（笑）そのため、今は数ヶ月に1回の頻度で、気ままにやっています。

– Instagramを拝見していて、しょう〜こさんはきっとお掃除は毎日しっかりやりたいタイプなのではと想像していました。

しょ〜こさん: そんなことないです。やらない時はやらないですね。やはり掃除しているところを載せると、そう見えてしまうかもしれませんが、汚れが気になったら、掃除をするくらいなんです。

– 二拠点生活は行き来があるのでそれなりに体力がいると思うのですが、「疲れるな」と感じることなどはありませんか？

しょ〜こさん: ラッキーなことに二拠点生活で疲れることはないですね。そもそも私は、移動することが好きなんです。移動中に仕事がはかどるタイプだったりするので逆に行き来があることで助かったりします。インスタのリールを作ったり、キンドルで本読んだりとかしています。

– それは、今の時代だからこそできることですよね。

しょ〜こさん: そうだと思います。ただし、全体的な意味では体力がないと二拠点生活はできないとは思いますね。だから、食事や運動など健康管理には気をつけたいなとは思ってます。今は、できてる時もあるけど、できてない時も多いという感じですね。

– 今の所、体調を崩されたり、風邪引いたりということもあまりないですか？

しょ〜こさん: ないんですよ。ライターをやってた時期に全国を飛び回っていたので、その時に比べれば全然動いてないぐらいの感じなので。

– それに加えて、お子さんを3人育てられてるんですもんね。

しょ〜こさん:そうなんですよ。仕事をしながら子育てをしていた頃に比べれば、二拠点生活は全然ゆったりしてますね。

二拠点生活で心が豊かになった

– 二拠点をはじめて一番良かったなって思うことは、どんなことですか？

しょ〜こさん: 暮らしがふたつになるので、人生が二倍美味しいという感覚があります。私の場合は、インテリアが二倍楽しめるのがすごく楽しいです。ライター時代に、取材に回る度に色々な願望が湧いてきて、それが実現できたのがとても嬉しい。また、インテリアだけでなく、スーパーに買い物に行くとかお散歩するとか、その街の様子もふたつ楽しめるじゃないですか。その暮らしがふたつになったということで、すごく心が豊かになった気がします。

– 確かにインテリア好きであれば、色々なインテリアのテイストが楽しめるでしょうね。

しょ〜こさん: でも、今の東京の家のインテリアはあまり気に入ってないんです（笑）友達が遊びにくるという理由で慌ててソファーを買ってしまって。それが失敗したなと思っています。ですので、今も東京の家は整えている最中なのです。

 

– インテリアを自分好みにゆっくり育てていけたらいいですね。 これからも二拠点生活は続ける予定ですか？

しょ〜こさん: 分からないです。特にここまでやるみたいなのを決めているわけでもなく。人生どうなるか全くわからないって感じです。もしかしたら、海外に行っちゃうかもしれないし。

– 考えてみれば、最初に二拠点生活をはじめたのも、入念に計画したわけでもなく、流れでそうなったわけですもんね。

しょ〜こさん: そうなんです。二拠点生活に限らず、これまでそういった生き方しかしてきてないので、これから先もそういう感じだと思います。「老後どうする？」と聞かれても、分からないですし。

– それこそ最初に、不動産会社のメルマガで写真を見た時に、自分がそこに本当に住むようになるなんて想像しましたか？

しょ〜こさん: 全然想像していませんでしたね。そんなことが自分にできるのか分からないけれど、可能性があるんだったら住みたいみたいな感じでした。そうしたら、できちゃったという感じで。行き当たりばったりでしたが、結果的に楽しんでできているので良かったな、と思っています。