ふくらはぎの硬さが招く不調とは?椅子に座ったままたった1分!ふくらはぎチェアストレッチ
最近、脚のだるさや冷え、むくみが気になる…そんなとき、原因はふくらはぎの硬さかもしれません。 ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど血流を支える大切なパーツ。硬くなると全身の巡りが滞り、肩こりや腰の違和感、体の重だるさまで引き起こすことがあります。
ふくらはぎが硬くなる主な原因
ふくらはぎが硬くなってしまう原因は、日々の生活の中にあります。
長時間の座りっぱなし・立ちっぱなし
デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を続けるとふくらはぎの筋肉が動かず、血流が滞ります。ポンプ機能が働かないことで筋肉が硬くなりやすくなります。
運動不足による筋力低下
歩く・伸ばすといった動きが少ないと、筋肉の弾力が失われて硬さが増してしまいます。特に40代以降は筋力の衰えが進みやすく、柔軟性を保つ意識が大切です。
冷えや血行不良
冷え性やエアコンによる冷え、季節の影響などで血流が悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、ふくらはぎの筋肉が張りやすくなります。
ストレスや緊張
精神的なストレスは筋肉をこわばらせる原因のひとつ。体だけでなく心の疲れもふくらはぎに現れることがあります。
ふくらはぎの硬さが引き起こす不調
ふくらはぎが硬いと様々な不調を引き起こします。
むくみやだるさ
血流を促すポンプ機能が低下し、下半身に水分がたまりやすくなります。
冷え
血流の巡りがが悪くなり、下半身がいつも冷たい状態に。
腰痛や膝の違和感
ふくらはぎの筋肉がこわばり、歩き方や姿勢に崩れ、腰や膝に負担がかかります。
夜のこむら返り(足のつり)
筋肉の柔軟性が不足すると、睡眠中に痙攣を起こしやすくなります。
疲労感や睡眠の質の低下
下半身の巡りが滞ることで、全身の疲れが抜けにくくなります。
ふくらはぎをやさしくほぐす椅子ストレッチ
椅子を使えば、体の負担を減らしながらふくらはぎをじんわり伸ばせます。足首を軽く曲げることで、ふくらはぎの奥まで伸びを感じられるのがポイント。デスクワークの合間や夜のリラックスタイムにおすすめです
ポイント
●背中が丸くならないように、お腹と太ももを近づける。
●強く伸ばそうとせず、「気持ちいい」と感じる位置でキープ。
ふくらはぎチェアストレッチ
1)椅子に浅く腰かけ両手を右脚に乗せて、左脚を前に伸ばす。かかとは床につけ、つま先を天井に向ける。
2)息を吸って背中を伸ばし、吐きながら上半身を前に倒す。左ふくらはぎから膝裏に心地よい伸びを感じる程度まで。
3)息を吸って戻し、吐きながら倒すを5回繰り返す。
4)反対側も同様に行う。
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