ふくらはぎが冷たい…それ、疲れのサインかも! 足の冷えチェック&めぐりを整える簡単ストレッチ方法

ふくらはぎが冷たい…それ、疲れのサインかも! 足の冷えチェック&めぐりを整える簡単ストレッチ方法
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高木沙織
高木沙織
2025-09-21

ここ最近、体がズーンと重くて疲労感が抜けない――。その疲れ…もしかしたら下半身の冷えが関係しているかもしれません。今回は下半身の冷えセルフチェックから、自宅で簡単にできる疲れをザザッと流す「ふくらはぎ」のストレッチをご紹介! 座りっぱなしで過ごした日の夜などに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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「ふくらはぎ」を触るとひんやり…それ、疲れやすさのサインかも!

「何だか最近、足がダル重くて疲れやすい…」と感じているみなさん、次の項目に心当たりはありませんか?

  • ふくらはぎを触るとひんやりしている
  • 上半身に熱がこもりがち
  • しゃがむのがツライ
  • デスクワークでほぼ動かない
  • 電車や車移動ばかり
  • 座っている時、同じ方向に足を組むクセがある
  • 運動不足
  • 締め付けが強い服、インナーをよく着る

もし3つ以上当てはまっていたら要注意! 「ふくらはぎ」を中心に、下半身が冷えているかもしれません。

1年中冷えの危機にさらされている「下半身」

下半身の冷えは、季節に関係なく生じることがあります。

その理由のひとつが、冷たい空気は下にたまりやすいこと。暑い季節は冷房の風、そして寒い季節は冷気が部屋の下のほうにたまるため、下半身は冷たい空気にさらされがち――なんです。

また、座って過ごす時間が長いと第二の心臓・ふくらはぎの筋肉が動かされないため、「筋力が低下~下半身の血行が悪くなる~冷えが起こる」ことが考えられます。デスクワークが多い人は、下半身が冷気にさらされる&ふくらはぎの筋肉を動かすことが少ない――この両方に該当するんですよね。

下半身の冷えを放置すると、血行不良によって体に必要な酸素や栄養素が行き渡りにくくなったり、老廃物の排出が滞ったりして体の不調・疲労感につながることが考えられます。

でも安心してください! ここからは簡単にできる「ふくらはぎ」のストレッチをご紹介します。座りっぱなしで過ごした日の夜などに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

かかとを床に近づけて5呼吸:疲労感を軽減させる「ふくらはぎ」のストレッチ

<やり方>

ふくらはぎストレッチ①
Photo by Saori Takagi

1)四つ這いになる

四つ這いのポイント:手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく。ひじを緩めて脇を締めたら、腰で天井を押すイメージで背中を平らに!

ふくらはぎストレッチ②
Photo by Saori Takagi

2)片足ずつうしろに伸ばして、体を斜め一直線にする。お腹が下がったり、お尻が上がったりしないように姿勢に注意

ふくらはぎストレッチ③
Photo by Saori Takagi

3)お腹を薄くしながら、お尻を高くする

ふくらはぎストレッチ④
Photo by Saori Takagi

4)右足を床から浮かせたら、左アキレス腱のあたりに重ねる。右足の重さを使いながら、左かかとを無理のない範囲で床に近づける<回数:5呼吸キープ×2セット>

反対側もおこなう

ふくらはぎは、足首を伸ばす時に活躍する筋肉。余裕がある人は、「左足でつま先立ちになる~かかとを下ろす」動きをプラスしてもOK。手のつけ根で床をしっかり押すと肩の力みが抜けて、心地良い呼吸を繰り返しやすくなりますよ。

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ふくらはぎストレッチ①
ふくらはぎストレッチ②
ふくらはぎストレッチ③
ふくらはぎストレッチ④