【40代以降の気になる背中】少しきついけどしっかり効く！肩甲骨を寄せるたるみ引き締めエクササイズ

背中のたるみは年齢とともに現れる

年齢を重ねるにつれて、筋肉量は徐々に減っていきます。特に背中の筋肉は日常生活で意識しにくいため、知らず知らずのうちに弱くなりやすい部分です。加えてパソコンやスマホの使用時間が長いと、前かがみの姿勢がクセになり、背中が丸まってしまいがち。これが背中のたるみや姿勢の悪化につながります。

背中のたるみが気になるのは「肩甲骨が開いている」から？

背中のたるみが目立つ原因の一つに、肩甲骨が外側に広がってしまうことがあります。肩甲骨が開いたままでいると、背中の筋肉がうまく使われず脂肪やたるみが目立つ状態に。さらに、猫背姿勢になると、肩が前に出て背中が丸まり、たるみがより強調されてしまいます。

肩甲骨を寄せる動きで背中を引き締める

肩甲骨を寄せる動きをすることで、肩甲骨周りの筋肉がしっかり働きます。これにより血流が良くなり、筋肉にハリが出て背中が引き締まるのです。猫背や巻き肩が改善され、背中がすっきり見える効果もあります。また、うつ伏せの状態から行うことで背中の筋肉量がアップし、たるみの改善につながります。

ポイントは肩をすくめず、肩甲骨だけを寄せるイメージ。ゆっくり呼吸をしながら行うと、より筋肉が刺激されやすくなります。

他にもこんなメリットが

●肩こり改善

肩甲骨の動きがスムーズになり、血流が改善されることで肩こりの改善に役立ちます。

●体幹の安定性アップ

背中の筋肉だけでなく、お腹や腰周りの深層筋も使うため、体幹の安定につながります。

●呼吸が深くなる

胸が開くことで肺が広がりやすくなり、深い呼吸がしやすくなります。リラックス効果も期待できます。

「少しの意識」で変わる背中

背中の引き締めには、小さな意識の積み重ねが大切です。無理せず、自分のペースで肩甲骨を寄せる習慣を続けることが、背中の悩みを解消する第一歩です。今日から少しずつ始めて、美しく引き締まった背中を目指しましょう。

肩甲骨引き寄せエクササイズ

1)うつ伏せになり、肘を曲げて手はおでこの下へ。

2)息を吸いながら胸を引き上げ、肘同士を寄せる。

3)息を吐きながらゆっくり下ろす。

4)肩甲骨下げながら背骨に向かって寄せるように、10回繰り返す。