「管理職という地位を捨てても、ヨガ講師になりたかった」|仁平美香さんの転身ストーリー

 「管理職という地位を捨てても、ヨガ講師になりたかった」|仁平美香さんの転身ストーリー
Shoko Matsuhashi
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――最後に、今後のキャリアプランを教えてください。また、ヨガを通してどのように社会貢献していきたいですか?

「2019年に向けて新しいプランが盛りだくさんです。まず産婦人科医師、産婦人科クリニックで妊婦さんのケアをしている理学療法士と一緒に、マタニティ期や更年期の女性のライフステージに合わせて知っておきたい知識や指導法をまとめたカリキュラムを制作中です。また、私が携わっている女性限定ヨガイベント『YOGAWOMAN2019』の開催が決定しました。女性限定のイベントだからできるお話や、女性が輝くために必要な知識と体験を提供しますます充実した内容でお届けできるよう邁進中です。さらに海外にも足を延ばして学びを深め、今ある整体法と子宮ケアを組み合わせて女性が健康でいるための新しい整体法を提供していく予定。異業種の人にヨガの魅力を広めたいという野望も。裾野を広げるにはヨガと縁遠い業界ほどつながりたい。たとえば、IT業界とか。道は違っても健康で快適に生きる社会を作るという目指すゴールが同じであれば、コラボレートは可能だと考えています。仕事は多岐にわたりますが、根底にあるのは一人ひとりが自分で体と心を整える術を身に付けてほしいという思いです。心身が安定し自分に余裕が生まれると身近な人に優しくでき、思いやりの連鎖がよりよい社会を作っていくと思うから。そして同じ志を持つ講師を育成し、講師たちが活躍できる場を作り、活動の認知度を上げるイベントを企画するのも私の役割だと思っています」

仁平美香
Photo by Shoko Matsuhashi

仁平美香
ヨガインストラクター。女性のためのヨガ協会代表、一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性が健康で快適に生きるためのメソッドとして月経血コントロールヨガ、産後美人になるためのメンテナンスヨガを指導し、体軸ヨガ講師養成スクール講師としても活躍。アンダーザライトヨガスクール・ホリスティックラウンジでセラピストとして骨盤調整メニューの施術も行う。書籍の執筆をはじめ、ラジオ、テレビ出演、講演など幅広く活動している。

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Photos by Shoko Matsuhashi
Text by Ai Kitabayashi



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