【寝起きの重だるさを解消】背骨に水分を呼び戻そう!キャットカウの応用「朝の1分カンタン動気功」
年末年始、寒いですねー!一年の疲れがドンと出ます。朝、起きて、「体が重い。」「腰が痛い。」「節々が痛い。。」ストレッチしてもストレッチしても、毎朝起きると硬いからだに戻っている! そんなあなたに届けたい、ヨガの基本ワーク、キャットカウポーズの応用バージョン。カンタン1分!「ジューシスパインワーク」(「肉汁たっぷり」潤った脊柱のワーク、という意味です)。
カンタン背骨ワークで、睡眠中に緊張した筋膜をリリース
私たちは毎晩、睡眠をとって体中の修復を起こします。だから、起きると身体が硬く感じられるのは仕方ない。これは前記事にも書きましたが、睡眠中にコラーゲンが身体中の筋膜を潤してくれます。5-8時間の間にじっとしているとノリのようにコラーゲンが身体中の筋膜に貼り付いてしまって、そして、私たちは起床するのです。
だから、朝一番に猫のように伸びたくなるのは当たり前!ストレッチしたくなるのは当たり前。今日は、ベッドの中で良いので、背骨をゆらゆらしてみましょう。簡単です。ゆっくり呼吸しながら、背骨を丸くしたり、そらしたり。繰り返すのです。私がオススメする動気功ヨガの良いところは、動作がカンタン!単純!
何回でも繰り返します。縄跳びをイメージしながら背骨ワークしてみましょう。
<やり方>
タイマーをご用意ください。
(基本動作チェック)
①、マットに四つ這いになります。手首を痛めないようにご注意ください。
②、まずは、何回か、ゆっくりと背中を反らしたり、丸めたりしてみましょう。(自然呼吸でいきましょう。)
③、そして、次に右の肩越しに右の骨盤を見るように、右サイドを縮めて、左サイドを伸ばします。
④、次に、左の肩越しに、左の骨盤を見るように、左サイドを縮めて、右サイドを伸ばします。
(ジューシースパインゆらゆらワークスタート)
タイマーを1分にセットして行いましょう。
⑤、まずは背骨を縦揺らし。キャットカウポーズをゆらゆら少し早めに行うイメージです。気楽に、お腹を落としたり、持ち上げたり、な感覚です。1分たったら、タイマーをかけ直し。今度は横揺らし1分。お尻を横に降るようなイメージ。タイマーがなったら、チャイルドポーズでお休みします。
ポイントと注意事項
呼吸は全ての工程を通して、自然呼吸で行います。ゆっくりワークされたい方は、ゆっくり行ってください。少しリズムがあるくらいに行える方はリズムを大切に。
「脳や背骨、神経系システムはリズムが好き」と言われています。
身体が軽くなったら、立ち上がって、健やかな1日をお過ごしください。危険な動きは特にありませんが、ご自身の気持ち良い感覚を大切に、無理のないように行ってください。疲労が蓄積した場合は、バランスの良い食事と睡眠が一番の処方箋です。気になる症状が現れたら、すぐに医療機関に受診されてください。
動画で動きを確認できます!一緒に行ってみてくださいね。
AUTHOR
西川尚美
西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」
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