「朝起きると腰が痛い」起き上がる前にこれだけ!ヨガ講師が毎朝実践する腰に優しいヨガポーズ3選

 「朝起きると腰が痛い」起き上がる前にこれだけ!ヨガ講師が毎朝実践する腰に優しいヨガポーズ3選
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「朝起きるとなんだか腰が痛い」という方、いませんか?病院に行くほどではないけれどミシミシとした腰の違和感…気になりますよね。今回は寝起きの腰痛の原因、そして腰を楽にするお勧めヨガポーズをご紹介します。

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朝起きると腰が痛い…その原因は?

ぐっすり眠って朝スッキリ!のはずが、なぜか腰が固まって動かない…。体を起こそうとすると腰からミシミシと音がしそう…。よく体を休めたはずなのに、なぜ腰が痛くなってしまうのでしょうか?それにはいくつかの原因が考えられます。

腰痛
寝起きに腰が痛むのはなぜ?/写真AC

原因その1:寝具が体に合わず、背骨や腰に負担がかかっている

背骨は定規のような直線ではなく、自然なS字カーブを描いています。もし寝ている時、布団が硬すぎたり柔らかすぎたりすると、この自然なカーブが崩れ背骨の歪みや痛みに繋がる可能があるのです。布団だけでなく枕も同様に背骨に影響を及ぼします。

原因その2:寝返りをせず、一晩中同じ姿勢で寝ている

仰向け・横向き・うつ伏せなど、寝る時に落ち着く姿勢は人それぞれ。どの姿勢も腰にとっては良し悪しがあり、ずっと同じ体勢でいると腰への重さや歪みが貯蓄されていきます。改善策として、適度に寝返りをうつことが腰への負担軽減になると言われています。

原因その3:寝ている間に体が冷えてしまっている

暑くて冷房や扇風機をつけたまま眠っていたら、夜明け前に思ったより冷えてきた…ということはありませんか?腰が冷えてしまうと筋肉が硬くなり、痛みを引き起こす要因となってしまいます。特に季節の変わり目などは、気温の変化に気をつけて過ごしましょう。

腰痛
思い当たる原因はありましたか…?/写真AC

※もし強い腰痛が続くなど不安がある場合は、医師による診察をお勧めします

朝、起き上がる前に|腰に優しい「朝いちヨガポーズ」3つ

私自身、ヨガを始める前はぎっくり腰になるなど、腰の痛みを経験してきました。ヨガ講師となった今も、毎朝腰のケアは欠かさず行っています。

今回は起き抜けの腰に優しいヨガポーズを3つご紹介します。枕やクッションを使いながら試してみてください。そしてご自身の体に合ったものが見つかったら、ぜひ毎日のケアに取り入れていただけたらと思います。辛い腰痛になる前に!予防の為のケアを習慣化していきましょう。

①ガス抜きのポーズ|朝いちバージョン

<やり方>

腰痛
脛ではなく腿裏を持つところがポイントです

1)あお向けになり、膝を胸に引き寄せ、両手で腿裏を持ちます。余裕がある方は左右にゆったり揺れてみてください。

②シンプルツイスト|朝いちバージョン

<やり方>

1)あお向けになり、両手は左右に楽に広げます。

腰痛
膝の間に厚みのあるものを挟んで行いましょう

2)膝を胸に引き寄せ、膝の間に枕やクッションを挟みます

3)膝をゆっくり横に倒します。その姿勢で3~5呼吸キープ。

4)反対も同様に行ってください。

③チャイルドポーズ|朝いちバージョン

<やり方>

1)正座の姿勢になり、体の前に枕やクッションを置きます。

腰痛
枕などを使って高さを出すと、腰への負担軽減になります

2)両手を枕やクッションの上に置き、体を前に倒します。

3)力を抜いて呼吸を繰り返します。その姿勢で3~5呼吸キープ。余裕がある方は、骨盤を左右に揺らしてもOKです。

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AUTHOR

のぐちかなこ

のぐちかなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。



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